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テーマ:不動産屋さんへ行く前に(510)
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今から8年ほど前、米国引越しのため、東京で借りていたアパートを引き払う事になりました。
貧乏夫婦な私達。 敷金20万円を、少しでも返してもらおうと、必死に掃除しました。 退去時の不動産屋さんのお兄さんも、大変感じが良く 「ああ、きれいに使われていたんですね。」なんて、言ってました。 さて、退去した次の日、私達は米国へ。 2ヶ月ほどして、父親に銀行口座をチェックしてもらいました。 戻ってくるはずの敷金が振り込まれているはずなのです。 5千円。 20万円の敷金から、5千円だけしか返ってきてないのです。 びっくりでした。 あんなに感じが良かった不動産屋のお兄さん。 考えてみれば、全然チェックしてなかった…。 最初から、敷金返す気なんて無かったんだ! 文句を言いたくても、もう既に日本には住んでいないし、 父親も「仕方がない。世の中そんなもんだ。」との事。 米国では、敷金が非常に安いし、しかもほとんど戻ってくるので、 夫は納得いかない様子。 4年半前、私達夫婦は日本へ戻り、マンションを借りました。 敷金は45万、でも礼金はありません。 (ちなみに夫は礼金ではなく、失礼金と呼んでます。オヤジギャク、大好きです。) 去年、そこから今の住んでいるマンションへ引っ越しました。 退去時、「恐らく敷金は返ってこないだろうなぁ。でも、今度の引越しは国内だし、いざとなったら小額訴訟って手もあるし…。」等など考えながら、大掃除しました。 ところが、今回は40万円返ってきたのです! 持っていかれたのは、5万円だけ。 退去時の対応も、きちんとしてました。 今度のお兄さんは、チェックシート片手に全部屋を見て周り、 最後に床の上に座り込み、計算。 チェックシートには、細かく大家さん側の負担する箇所とその金額、私達が負担しなければならない箇所と金額が書いてありました。 そして、目の前でいくら戻ってくるかを教えてくれたのです! その手際の良さには、感動しました! 8年前の件を、そのお兄さんに話したところ、 「そういう所は、今でも結構あるんですよ。 あと、関東と関西でも違うらしいですよ。 関西の方は、今でも、敷金はあまり返さない。 関東の方は、敷金を返す必要があるから、それを見越して高めに貸しているんですよ。」 との事でした。 最後に、ダリりんさん、引越しがんばってくださいねー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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