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日常の小さな幸せ

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SunnyJune

SunnyJune

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Oct 10, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
花に関する思い出といえば、10年前の銀座路上での事を思い出します。

新婚当初、仕事帰りに夫と銀座で待ち合わせをしました。
当時、私は新橋で働いていたので、銀座になりました。

待ち合わせ場所に行くと、夫が赤いバラを一輪持って、私を待ってました。

「ありがとう。でも、どうしたのこれ?いくらしたの?」と貧乏性の私。
答えたくない様子の夫。

今でもあるのかもしれませんが、当時は夜になると、銀座の路上に花売りの屋台が出たのです。
夜のお仕事をされているきれいなお姉さんの為に、お客さんが買っていくのでしょう。

夫はそこで赤いバラの花を見つけました。
花束をプレゼントしよう!と思った彼は、バラの値段を聞いて、びっくり。

一輪、500円。

迷った挙句、一輪だけ、買ったそうです。

「500円???
おいおい、君も私も、お金ないんだから、お花なんて買っちゃダメ。
500円あったら、お昼ごはん食べられるんだよ。
これから行く居酒屋でビールがもう一杯飲めるんだよ。

これからは、私に花を買ったら怒るからね!」
と、もらったばかりのバラを手にして、私は夫に説教。

この話は、今でも笑い話として時々披露されます。
花を買って怒られたのは、初めてだって。

それからだいぶ長い間、彼は、私にプレゼントする花を買う前に、「花、買ってあげても、いい?」と確認を取ってました。
そして、私の返事は大抵「いや、花より**の方がいいなぁ。」
**の部分には、食べ物かお酒が入ります。


さて、日本に引っ越してきて、夫の収入で経済的にも落ち着いて生活ができるようになりました。
今までは、彼が適当に使っていたお金も、お小遣い制度になりました。

その少ない彼のお小遣いから、
確認無しで、買ってきてくれる小さい花束、
とても、嬉しいです。
隣で娘が、「私もー。」って怒っていても、
これは譲れないなぁ。





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Last updated  Oct 10, 2005 05:22:50 AM
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