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カテゴリ:WORDS 1
「東に向かって○歩 そこから北に向かって○歩の場所に○○が埋まっている」
一昔前の冒険小説や物語、はたまたRPGなどでおなじみのこの言い回し。 これをヒントにして見つけた地図やヒントとなるアイテムから 冒険の舞台が飛躍的に広がっていくのがこの手の話の常だ。 しかし子供の頃にはなんの疑いもなく受け入れていたこの言い回し。 自分が歳を重ねるにつれ、違和感を感じるようになっていった。 人それぞれ個性があるように、歩幅だって違うはずだ。 身長180cmの男性と身長160cmの女性だったらその差は 明らかなのは目に見えている。 歩幅の差も考えずに、そんな二人がもし一緒に冒頭のようなヒントをもとに 宝探しをしたとしても見つかるはずはない。 最近ネットの女友達から、付き合っている人とうまくいかないという相談を受けた。 自分は会えないとさみしいのに、相手はそう思っていないんじゃないか? そういう態度や雰囲気を相手から感じてしまうらしい。 そして不安になった時にその気持ちを相手に言えないまま 抱え込んでストレスを抱えてしまうのだそうだ。 その相談を聞いているかぎり、その相手の人は良くも悪くも わが道を行く!という感じで、女友達に自分を合わせるつもりが まったくといっていいほどないのではないか?と思えた。 もちろん自分を持ち続けるというのは大切なことだ。相手に合わせて 自分の全てを変えてしまうのは愚かなことだ。 だが子供の頃なら相手のことまで考えずに自分の行動を貫くことは ちょっとしたわがままで済むかもしれないが、 子供から成長し、一人の人間として人と付き合おうとしたときに、 多少なりとも相手の価値観に自分を合わせることは必要不可欠ではないだろうか? 人との付き合い、特に男女の付き合いはよく二人三脚にも例えられる。 歩幅の狭い者が歩幅の広い者に歩幅を合わせることはなかなかに難しい。 だが歩幅の広いものが狭い者に合わせることは、ちょっと窮屈かもしれないが できなくはないはずだ。 歩幅を合わせ、相手のことを気にかけ、 相手の求めていることに少しでも気を止めようという心があるならば、 「東に向かって○歩 そこから北に向かって○歩の場所に○○が埋まっている」 というヒントで宝物を発見できた、冒険物語の主人公同様、 「共に歩むに足る相手」 という大切な宝を手に入れることができるに 違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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