今日は最後の練習となりました。今回はピアニストのデームスさんが来るはずだったのですが体調がすぐれずゲキチさんに変更になりました。大江の姐さんは1週間ほど前に「またデームスに会えるやろうか?」なんて言ってました。私も同じ気持ちです。さて、急きょ来られるゲキチさん、ピアニストらしくなくバンドの兄ちゃんって感じいっぱいの方です。大柄な方なのですぐにピアノの椅子のチェックにホールに向かいました。脚、長いのでしょうね、、、一番下になってたかも!明後日も注目しなくちゃ!
そしてジークフリートの練習。やっぱり難しい。でも、演奏会でどのようなことになるか!これもまた楽しみです。
ケマル・ゲキチさんのプロ-フィール。おおお、、藤岡さんと同じ歳ですね。
1962年クロアチア生まれ。わずか1歳半でピアノでメロディーを弾いたという神童は叔母のバトュリナ教授からピアノの手ほどきを受け、1978年ユーゴスラビアのノヴィサッド音楽院でミハイロヴィチのクラスに入学。1982年史上最高得点でディプロマを取得、直ちにピアノ科の教員に採用され1999年まで同職を務める。1981年国際リスト・ピアノコンクール第2位。1985年ショパン国際ピアノコンクールでは、審査員の評価が分かれ本選に残れなかったものの聴衆と批評家の心をつかみ、一大センセーションを巻き起こす。ショパン・コンクールでの演奏の録音CDはその年だけでドイツで6万枚の売上を記録、ビクターエンターテイメントよりリリースされた同CDは日本でも8万枚を売り上げた。同年ワルシャワ・フィルの定期シリーズに招かれ演奏、ショパンコンクールでの名演の再現となった。以来、世界各地で熱狂的な聴衆の支持を受け続けている。刃物のように鋭い音楽的感性、燃えるような想像力、一方で驚くほどの精確さ、幅広い色彩の音パレット、そして高い精神性を感じさせる解釈・・・聴衆はゲキチの超絶技巧に感嘆し、引きつけられ、圧倒し、楽しみ、釘付けにされ、忘れえない感動と衝撃を体験するのである