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2005.07.22
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カテゴリ:留学-学習編
一般的に、日本の学生は、質問が苦手。

そもそも、日本の中学、高校で、授業中に質問することなんてあるだろうか?

せいぜい、「今いった言葉を漢字で/スペルで書いてください」とか、「そこ、○○年じゃなくて○○年じゃないですか?」なんて、質問と言うよりは突っ込みが主じゃないだろうか?

第一、教師が説明することは、大体教科書に書いてあるわけで、授業中に疑問ができたら教科書読んで解決するほうが手っ取り早い。

私も、そういう勉強の仕方に慣れてたもんで、留学先の大学で、困った。

小クラスでは、周りが活発に質問しあい、もちろんそれが成績に響くことも分かってるのに、発言することが出来ない。

英語が出来ないっていうんじゃなくて

聞くことがないのだ

もっと詳しく言うと、

生徒は、教科書に書いてあること以外のトピックについて質問するんだけど、そんな質問思いつかない。


「コルテスのメキシコ征服の手助けをしたインディアン女性の名前は何?」

なんて質問がでることはまずなく、

「Malinche(↑の女性の名前です)がコルテスの手助けをした理由って、何だったんだろう?」


なんてことを質問するのだ。

私としては

「Malincheは、コルテスのメキシコ征服の手助けをしてインディアン女性です」

という事実を読んで、ハイ、おしまい。という習慣がついているので、そんなことを質問しようなんて考えすら浮かばない。浮かばないから、当然質問しない。

これは、不利。

日本の高校時代の「質問」から、ちょっと頭の転換が必要になってくる。


テキストや講義で欠けてる情報を探して質問するのもいいけど、トピックの内容に関する、素直な疑問を投げかけてみるのだ。


例をも一つ。

「市場が成立する条件は、AとBとCです」

といわれて、うんうん、A、B、C、とノートに書くだけでなく、

「例えばインドはCが欠けてるけど、市場があるのはどうして?」

「ブラジルはAもBもCもあるけど、強力な市場がない。その理由は??」

なんて疑問を持ってみる。

たまに、全然的外れな質問することもあるけど、そんな時は、教授や気の効いたクラスメートが上手くいい方向に持って行ってくれる。少なくとも、だんまりの生徒よりはこういう場違いな質問をする生徒のほうがウケはいい。

数をこなせば、必ず "Good point." "Good question"といわれる機会があるはず。

これ、ピアノや水泳と同じく、一度コツがつかめると、大体どんなトピックでも、似たような視点からの質問が出来るようになる。

覚えることばかりに必死にならないで、覚えたことに挑戦してみる心意気が大切。

(日本の高校の授業で、上のような質問をしたら「そんな議論をしていたらテスト範囲カバーできないぞ」って言われるのかなあ。逆に、アメリカの授業で教授に「このスペル教えてください」とか、「そこ間違ってませんか」なんて質問すると、教授によってはかなりむかつくらしいので注意。)






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Last updated  2005.07.22 19:28:13
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