テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学-生活編
7万ヒット。いえい。
いつもお世話になってます~。 今回の記事は、メルマガ続きで「楽しく学習できる過程を工夫する」コツについて。 メルマガでは、Ayakoさんの無料レポートを例に挙げてますが。 海外で、戸惑いながら一つ一つ新しい英語の表現を学んでいくAyakoさんの様子がよく分かって、こっちも楽しくなってくる。こんな風に英語が学べたらいいなあ、と思わせてくれるレポートです。 そもそも、学問って、興味があって、学んでて楽しいから、ごく自然に身につけるものであるべきだと思う。 赤ちゃんが歩けるようになったり、言葉を覚えたりするのは、周囲の人を見て、面白そう!自分も出来るようになりたい!って思うからのはず。 あとは、歩こうとして転んでお尻つくっていう失敗行為そのものが面白いのかもしれない。 それが、最近は、「何歳までに歩けないとダメ」「英語は1歳から学ばせましょう」なんて、赤ちゃんのやる気に関係なく、大人の都合で学習「させる」傾向が強くなってる。いかに失敗しないで早く歩けるようになるかを我が子に代わって勉強して、その方法を押し付けてしまう。 学校や塾に通わせて、知りたくもないことを詰め込まれるのも、その延長では。 大きな目標をたてて、「必ず実行する」って自分にハッパかけて、毎日必死で努力すれば、必ず目標は達成できる、とは、よく言われることだし、実際にそうやって夢をかなえた人の話はよく聞く。 だけど、一方では、もちろん同じように決意して、同じように努力しても夢はかなわない人だって、いるわけだよね(こういう人たちは、もちろん本なんか書かないから成功者ほど人目には触れない) この違いは何かといえば、「楽しく、失敗を重ねながら工夫して努力した」か、「いやいやながらに、失敗は許されないという義務感に追われて努力したか」じゃないかと思う。 いやいや努力して、成果が見えなければ、いつかは諦める。失敗するのが嫌だから、リスクも犯さなくなる。 逆に、努力すること、失敗することそのものが楽しければ、成果はいつになってもいいから努力と失敗をし続ける。そうすれば、必然的にゴールに到達する。 自分のやってることが楽しくてしょうがなくて、がんがん突き進むうちに成功を手にする人がいる。そういう人が「私はこうして成功しました」みたいな本を出す。 中には、「私の犯した失敗を、あなたに繰り返して欲しくないのでこの本を書きました」なんて、丁寧に書いてあるものも多い。 だけど、読み手に失敗させない本って、書き手の学習過程の一番面白いところをやらせないだけじゃないかなあ。 失敗したくない人、お金や時間を無駄したくない人は、失敗して、お金や時間を無駄して成功した人のノウハウ本を読んでも成功しないと思うんだけど。 読み手はその人のたどった道に「無理やり」ついていこうと努力する。無理やりだから、歩みは遅いし、楽しくない。自分で道を築く楽しさもない。だから余計につらい。終いに、「自分は才能ないんだ」と諦めることになる。 「やらなきゃいけないから」学習する、っていう、子供からの強迫観念を取り除いて、「自分が本当に楽しんでやること」として、学問を見てみると、学習態度は変わってくるはず。 留学にしても、留学生で、外国人で、語学の面でも文化知識の面でもコンプレックスをもって、「現地の人みたいに振舞わないと」と、影で必死で努力するのは感心だけど、本当に現地の人みたいになるには、学ぶことが多すぎて、結局疲れちゃう。それよりも、留学生として、堂々と失敗して、そのたびに、「ふ~ん、こういうときは、こういうフレーズを使えばいいんだ/こういう態度を取ればいいんだ」と、学ぶ過程を楽しみながら覚えていく方が、「現地の人のようになる」という目標だけをみてる場合より意外とすんなりゴールに到達してしまう気がする。 なんか、上手く言えないのですが、要は、「こうなるためにこれとこれとこれはたとえ嫌でもやらなくちゃいけない」って考えるのと、「これとこれとこれは楽しいから覚える工夫をしよう。そしたら、いつの間にかこうなるはず」って考えるのでは、おなじ「目標を立てる」のでも、それに向かっていく際の気分がすごく違ってくると思うんです。 べつに、失敗しろって言ってるわけじゃないけど。留学先で失敗しても勉強が楽しくなる方法というのを、ちょっと書いてみようかなと思ったら、前書きが長くなったので続きは後日(^^)。
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Last updated
2006.05.09 20:27:05
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