テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:留学-生活編
私事ですが、長女が病気になってます。
自分じゃ、多少熱が出ても平気で普通の生活するんですが、子供となるとおろおろするもんで。 しかも、今回一晩で熱が40℃とかになったのであせりまくった。 まー、引き際も早くて、2日で熱は下がって、咳だけうるさいのですが。 普通は、個人の診察所に診せに行くのだけど、今まで診てもらっていた小児科がどーも気に入らず、といって、他に知ってる医者はいないし(医者だけはいっぱいいるんだよね。この町。)、で、今回は赤十字に行って来た。 メキシコは貧富の差が多いだけでなく、健康保険も会社によって安く加盟できたりできなかったりなので、あんまり稼いでなくて、しかも健康保険を提供していない会社に雇われてる人は、個人経営の医者なんて、まず手が届かない。一回の診察料が、一週間の給料とほぼ同等だったりする。 なんで、そういう人たちのためにあるのが福祉病院や赤十字。 私は、長男出産は福祉病院で、帝王切開を一万円以下でやってもらいました。 (入院費、新生児の検査等含め...まあ、患者の扱いとかは、人生最悪の経験でしたが)。 ちなみに、日系企業に勤めてた時に産んだ長女はやはり帝王切開で100万近く。100倍の差だ。(保険入ってたので、出費は数万だったけど)。すまん、海児。愛情の差ではないので(汗)。 で、赤十字ですが、緊急だけでなく普通の診察もやってくれて、支払いは任意。(最近は、最低額を提示するようになったけど。)400~600円くらいが相場。 普通の診察所の10分の1である。 例えば、なんか深刻な病気だと、さすがに任せるのが不安なんだけど、風邪くらいなら、赤十字に勤めている先生だって十分信用できる。 (身体検査して、薬出すだけだもんね) なんで、赤十字だったのですが。 さすがに、待合室は味気ないし(というか、患者と付き添い1人以外は外で待たされる)、診察室も、学校の保健室の方がいいのでは??という感じだけど。 先生は気のいい人で、うちの子もそれほど怖がらなかった。 聴診器当ててる先生の手を何気なしに見てみると、ちゃちな、こっちでは500円くらいで買えるデジタル時計が。 ...しかも、字消えてるし(汗)。 一回で診察料5000円とる先生は、見晴らしのいいビルの5階とかにオフィスがあって、最新の機械(といっても、耳で数秒で測れる体温計とか、電気体重計くらいだが)をこれ見よがしに使って、コンピューターで処方箋書いてプリントアウトするんですが。 だからといって、次回行った時に、過去の診察履歴がデータベースに残ってて、そこから今回の病気の原因を調査する、なんてことはできないようで。患者の名前、年齢等全部またコンピューターに入力しなおす。 (意味ないよ。) ちなみに、この先生が長男を診察しようとした時には、長男が嫌がって口を開けようとせず、ほとんど身体に障ることすらしないで、親の説明だけで薬処方してた。それで5000円は、ないよな。 貧富の差、といっても、同じ職業で、同じ腕の職人に、ここまで差があると、なんか納得が行きませんな。別に、医者は金持ちになるな!と言っているわけではないし、もちろん、もらう額相応の質のいい対応と努力をしてるお医者は沢山いるのだけど。 自分も、このサイトでやってることは、「収入を得る」ことと、「人助け」の両方だと思ってるけど(あとは自己啓発ですね。インターラーニングだ。)、少なくとも、「人助け」に重きを置いてやってると自分では思ってる。 金持ち狙いで、同じサービスを10倍の値段で提供できるか、というと、そこまでは分からないけど、巷で10倍の値段でサービスを提供している人よりいいサービスはしてるかもなあ。と、思うこともある。 (ま、そこら辺は、サービスを受ける人の感覚でしょうが) ていうか、「金持ちだったら、どんどん他のところでお金使ってください。このサイトは、勉強する気のある(概して貧乏な)学生の人をサポートしてるサイトです。」と、言えるようになりたいですな。 (金持ち相手にガンガン儲けて、生活に余裕が出たらこのサイトのサービスも100%無料にしたいねえ。ま、そんな日は来るのか...) なんか、いつもと違う話題になったけど、医者のこと、週末話した人たちのこと(←これについては後日)、フリーでゲットしたソフトウェアがめちゃめちゃ使い心地いいこと、なんか考えながら、ものの価値、ということについて、ちょっと真剣に悩んでしまった(看病で2日徹夜だし。こんなことしか考えられん)。
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