テーマ:英語のお勉強日記(7869)
カテゴリ:カテゴリ未分類
かなり独り言です。
NOVAで英会話教師をしていた英国の女性が殺害されて、日本の「外国人講師による英会話レッスン」の実情について取り上げられてる。 ちょっと古い記事だけど。 英国人女性殺害で 日本人バッシング? 夢に向かって英語をマスターしようと、この手のサービスを利用してる真面目な人にとって、そして、日本に敬意を払って、この国で何かを学びたい、その代価としてこの国の人たちのために役立ちたい、という思いを持って来日する人たちにとって、なんだかやるせないですね。 「英語学習」という口実を利用してガイジンと仲良くなる」っていうのは、英会話ブームが始まった時から存在してて、企業(英会話学校とか、個人授業の仲介業者とか)も、それをセールスポイントにしてブームに便乗したトコがある。 「ウチの学校は全員白人の講師です(さすがにこれはもう聞かないな)」とか、「男性の先生をおつけしますよ」とか、案外本人は意識してないのかもしれないけど、レッスンの質より「仲良くなれる外人を紹介してやろう」みたいな意図は、業者側から伝わってくることもある。 もっとも、提供側だけが悪いんじゃなくて、生徒側も、講師がアジア系(英語圏ネイティブの人でも)だと、がっかりした表情をしたりとか、英会話を習う=素敵なガイジン(この場合、非アジア人ね)と知り合える、みたいな固定観念があるんじゃないかと。これは、自分が実際英会話教室に勤めてて観察したことだから、それほど激しい勘違いではないはず。 (自分が勤めてたところは、あるレベルまでは日本人講師が受け持つ。で、レッスン継続の宣伝文句が「もう少し続ければレベルアップしてガイジンの先生のクラスになれますよ」だった。わはは。) 講師の性別に関しては、「男の人と話すのが苦手」という女性とか、「女性だと共通の話題がもてない」という男性とか、そういう理由を持ってる人もいるので、一概に「偏見」でくくってしまってもどうかと思うけど(会話する場所だから、「話す」行為に関連する条件であれば、調整してもいいのではないかと)、「金髪白人女性」なんてのが、講師プロフィールにご丁寧に言及してあったり(学歴や出身国の表示はなくとも)、受講側がそういう条件ばっかり希望してくるっていうのは、どうかと思うのですが。 これは留学時代の友人の言葉だけど、 「外人ならだれでもいいって言う日本人にたかるのって、日本人ならだれでもいいって言う外人だけだから、お互いの要求が満たされていいんじゃない??」 って、そう割り切っちゃえば、日本人のステレオタイプが非常にテイタラクなものになるだけで、特に害はないとは思うけど。 問題なのは、本当に、真面目に、英語を学びたい、教えたいと思ってる人たちですよね。 「英会話レッスンは出会い系」って割り切っちゃってる人は、いっそのこと「出会い募集」って名乗ればいいのに。「英語」っていう隠れ蓑を使って英語に自分の夢を託している人を利用する人間とか、それでお金儲けする企業は、長年の英語学習者/英語を教えてる人間である自分にとっては許せない。 でもって、動機が何であったにせよ、そういう場から盗難、レイプ、麻薬、殺人にいたる犯罪が生まれるとなると、英会話ビジネス全体が、何らかの策を講じて本当の学習者を守る義務があるんじゃないだろうか?? もちろん、これは、日本国内に限ったことではなく、日本人(特に女性)が海外に出て、小遣い稼ぎに日本語講師のバイトでもしようか、なんて時には、逆のケースで不愉快な思いをするってことは、承知しておいたほうがいい。海外に出て間もない時だと、話しかけてくれる人はみんな良い人におもえて、アブナイ奴の見分けがつかないことが多いけど、逆を考えれば、ろくに会話も成り立たないのに「君はかわいい」とか、「付き合いたい」なんていってくる奴は、「言葉を必要としない付き合い(身体かお金)」しか目にないって考えていいと思う。 なんだか、まとまらない記事になったけど、被害にあった方の冥福、そして、犯人が一刻も早く捕まって、しかるべき罰を受けることを祈ってます。 おまけ。 ここメキシコでも、もちろん「日本語を習いたい」といって言い寄られたことはあった。 でも、出身大学をいうと「ぜひ英語を教えて欲しい」って言ってくる人のが多いですね(アメリカ人も結構いるのに)。 「日本語は教え方知らないけど英語教えた経験はあるよ」って理由で、日本語断って英語教えたこともあります(女の人) ここでは、「日本人女性」より「高学歴/キャリア」が強いのかなあ、なんて思ったり。(日本の女と結婚するよりは、英語できるようになってアメリカにわたったほうが収入になるのかも) …てか、ただ単に年とっただけか(汗)。←2児の母に言い寄る男もいないだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.10 18:09:09
コメント(0) | コメントを書く |
|