ニモの気まぐれ日記
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JUN@ニモ
ニモ(パラグライダー)に乗るJUNのブログです。
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2013年1月5日(土) シドニー からベトナムのハノイへ移動し、 深夜 2時発 の福岡行きのフライトを待つ。 ベトナムで過ごした数時間が、とても長かったです。 ↑ 深夜 1時半に搭乗すると、飛行機は定刻に飛び立って行った。 ↑ すぐに機内食が出る。 日本時間は5時ぐらいなので、朝食になるのかな? もう、、何を食べたか、覚えていません・・・。 ほぼ徹夜状態になっています。 この後、福岡のエリアでフライトするためにも、とにかく寝なきゃ! そして、少し仮眠をとったら、 ↑ 7時頃に、福岡の上空へ。 あ”~~~、下界は天気悪そうだ・・・(悲)。 あれ!? この飛行機って、8時着じゃなかったっけ? 定刻より40分も早い、7時20分にランディングしました。 3時間50分のフライト時間が、3時間10分に短縮されたようです。 ベトナムから福岡って、そんなに近かったのか!? という事は、上空の西風が強いという事ですね・・・。 福岡のエリアの中で、西風が強くて飛べるところってあるのかな? 曇り&西風強風。。。なんか、絶望的になってきた(泣)。 更に、福岡空港の検疫が7時45分からしか開かないらしく、 ↑ その時間まで、飛行機の中に監禁される事になりました。 あ”~~、する事ない! ↑ 少し、晴れ間が見えてきました ♪ 7時45分を過ぎたら、やっと飛行機から降りる事ができ、 検疫でパスポートを見せると、 「 神奈川の方ですか? なぜ福岡空港なのですか? 東京でチケットを取れなかったのですか? 」 と、ツッコまれる。 東京で安いチケットを取れれば、苦労しませんよ~。 貧乏人ですから。 それ以外は、問題なくスルー。 ↑ 久々に、日本に帰って来ました。 気温は、-1℃。真夏( 34℃ )から真冬へ逆戻りです(汗)。 ↑ 荷物を受け取って、時刻は 8 時。 レンタカー屋の受付が、8 時半からなので、また待ち時間。 飛行機が早く着いても、何一つ良い事はありません・・・。 さてこの後、無事福岡のエリアでフライト出来るでしょうか? 続きは、こちら 。 これにて、 オーストラリアへの14日間の旅を、無事終える事が出来ました! ここで、クロカンのポイントを整理してみましょう。 ↑ テイクオフから北方面へ、100 km 飛ぶためのポイントです。 Manilla でのクロカンでは、北方面が一番安全です。 ( 東方面はサバイバル、南方面は空港規制があり、西方面はイーグルゾーン ETC ) 図の黄色いラインが、回収道路です。 以下、一つずつ紹介していきます。 ↑ 1. まずは、テイクオフ。 Manilla には、東・西・南・北 に4つのテイクオフがあります。 西と南は同高度で近く、東は少し坂を下ります。 北テイクオフだけはかなり離れて低いところにあるので、 徒歩での移動が厳しいです。 ランディングは、東側にメインランディングがあり、 西からテイクオフしてぶっ飛んだら届かないため、 西側に Bomb Out (ぶっ飛び) ランディングがあります。東側にもありますが。 テイクオフに上がった時の風向きにより、バッシャーで降ろされる場所が違います。 今回は、1便では東に降ろされて、コンディション待ち。 コンディションが良くなる頃には西風になるので、西に担ぎ上げる事が多かったです。 どこのテイクオフから出たとしても、まずは雲底までしっかり上げましょう。 ↑ ポイントは、コレ。Manilla のほとんどのサーマルが、この形だと思います。 この図の、「 ニモ 」のように旋回してしまうと、渋いと感じてしまいます。 高層雲が張っていたとしても、日本の5倍以上と言われる日差しがあれば、 渋い事はありません。( 今回は、そう感じました。 ) 日本のサーマルに慣れていると、最初は、コレに苦労する と思います。 テイクオフ周辺で慣れるのは、なんとかなるのですが、 ほとんどがフラットランドであるクロカン途中で、これを習得するのは、かなり難しいです。 私は、最後まで慣れませんでした・・・。 ↑ 2. 次に、第一の関門 : Tarpoli 14 km 地点 東側に、スプリットロック貯水池が観えるところです。 ここで風が吹き抜けるためか、向かい風になる事が多かったです。 回収道路の東にちょっとした丘があるのですが、そこで上がる事があります。 だいたいここに雲が出来るので、分かりやすいと思います。 ↑ 3. 第二の関門 : Barraba の町 30 km 地点 この町を囲んで、 雲が途切れてブルーフォールになっている事が多かったです。 Barraba の町の手前で、高度を上げ切ってから進みましょう。 写真のように、町を突き進むと、シンク帯です。 ↑ 4. イーグルゾーン Barraba の町から北方面へ、回収道路の西側のコースを進むと、 イーグルのテリトリー( 1匹あたり 4 km )があり、 かなりの確率でフライト中に襲われます。 写真は、リックが30分に渡り、20回ぐらい攻撃を受け、 ウィングオーバーで避けているところです。 200 ~ 300 m上空から、機体を目がけて急降下してくるので、 避けきれずに当たってしまうと、機体が裂けるようです。 ( 2週間前に、被害にあったフライヤーがいるようです。 ) フルストールなどに入れて、大きな音を立てると、 相手が怯んで少しの間だけ逃げていくようです。 リアルゲームのスリルを味わいたい方は、是非イーグルゾーンへ。 チキンな私は、行きませんでした・・・。 ↑ 5. Cobbadah 50 km 地点 ~ ここから先は、クラウドストリートが途切れる事が多かったです。 地形的に、坂を上って下るところなので、 坂の上に上昇帯が集中して、そこで雲底が高くなるのですが、 その先では雲が途切れて、回収道路上を進むと上昇がありません。 イーグルゾーンに進んで、雲を追いかけるか、 ( 回収道路から外れるので、長距離の担ぎ歩きを覚悟しなければなりません。 ) 写真右側の稜線に早く到達出来れば、上昇があるようです。 残念ながら今回は、 到達が全て遅かったために、Bingara ( 90km地点 )までは行けませんでした。 以下は、私の成績です(汗)。 ↑ まあ、合計すれば意外と飛んでいたのですが・・・、 私の場合は、少しずつ学習しながら、距離を伸ばしていった感じですね。 最初のうちは、XC途中で なかなか雲底まで上げられませんでした。 パイロット歴5年半以上の私が、苦労をして?これだけ飛んだわけですが、 ↑ パラ歴がたった 3ヶ月 の、南アフリカのラミコさん。 私が帰った後に、なんと 70 km 飛んでしまったようです!! (その次の日は、調子に乗りすぎたせいか、5時間担ぎ歩いたらしいけれど・・・。) さすが、リックの弟子 ですね! って、ラミコさんがスゴイのかもしれませんが、 パラ歴 3ヶ月って、日本では講習生ですよね・・・。 ラミコさんには失礼ですが、 ここ Manilla で、クロカンの距離を伸ばすのには、 実力よりも、コンディションやタイミング次第のような気がします。 リックのようなフライヤーであれば、 ・ パラの技術がある ・ 長距離を担ぎ歩く体力がある( 最後までサーマルを追うことができる ) ・ クロカン途中にコンディションを読める どんなコンディションでも長距離を飛んでしまうかもしれないけれど、 たまたま自分がスタートしたタイミングが、 「 南風が強く、クラウドストリートが 回収道路上を 100 km 先まで繋がっている 」 というコンディションであれば、パイロットクラスのフライヤーであれば、 誰にでも 100 km を飛べるチャンスがあると思う。 以上、 Manilla は、日本より楽に XC が出来る良いエリアだと思います。 XC の自己記録を更新したい方、長距離・長時間フライトをしたい方、 年末年始の Manilla は、オススメです! 後はやっぱり、炎天下の中を数時間担ぎ歩く体力がある方が、 距離は伸びると思います。 私は、10分が限界でした。( =諦めが早い。 ) 自分以外の仲間は、数時間担ぎ歩いていましたが、 軽量装備も必須かな。 これらのレポートを、旅の参考にして頂けたら とても嬉しいです。 最後に、お世話になった皆さま、ありがとうございました! 心より、感謝しています。 END 。
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