155807 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ジャステストのお部屋☆

ジャステストのお部屋☆

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
October 26, 2005
XML
カテゴリ:か行(映画・本)
 今日から、以前ブログで紹介したドラマ『ミセスシンデレラ』の再放送が始まりました。まだ見たこともない方も見たことがあるかたも見てください♪ 特に既婚している方におススメです☆ っていうより、このブログに書き込みしてくれる方って既婚女性が9割を占めていたりします☆

 で、学校の帰宅途中に読み終えた本の紹介をしますね♪


==========================================================================


『神様のボート』
 江國 香織



 昔、ママは、骨ごと溶けるような恋をし、その結果あたしが生まれた。"私の宝物は三つ。ピアノ。あのひと。そしてあなたよ草子"。必ず戻るといって消えたパパを待ってママとあたしは引越しを繰り返す。"私はあのひとのいない場所にはなじむわけにいかないの""神様のボートにのってしまったから"―


 「あなたとかわす約束は、それが口に出された瞬間にもう叶えられている」 もう何年も放浪の旅をしている恋愛の静かな狂気に囚われた母葉子と、その傍らで成長していく娘草子の小さく静かだが、狂気に満ちた危険な恋愛物語。


==========================================================================


 ↑のように『神様のボート』に乗ってしまったために、2年おきに引越しを繰り返す生活を送る葉子と草子。葉子は大学卒業後に指導教授の『桃井先生』と結婚をする。しかし、その後に葉子は既婚の男性の『あの人』と出会い、『桃井先生』と離婚し草子を身ごもる・・・・。そして、


『かならず戻ってくる。そうして俺はかならず葉子を探し出す。どこにいても』


と『あの人』は言ったのである。その言葉を信じて葉子は『神様のボート』に乗り続けている。しかし、中学生になった草子は、あることを決意するのである。その決意によって、物語は意外な展開に、そして葉子は更に狂気を満ちていく・・・・・・、との具合にw



 今まで読んだ江国作品にはない狂気を感じるこの作品。男性のジャステストが理解できないだろうけど、女性だったら理解できるのであろうか?w なんか最後の最後までオブラートにつつまれたものを口に入れている感触の話でした。女性はきっとオブラートを感じずに浸透できるのかもしれないです☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 26, 2005 11:13:42 PM
コメント(4) | コメントを書く
[か行(映画・本)] カテゴリの最新記事


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.