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2011.12.19
テーマ：アニメあれこれ(26168)
カテゴリ：アニメ
 石ノ森章太郎：原作の「海底3万マイル」は 1970年夏公開の東映まんがまつり内で上映された 東映アニメーション製作の劇場用アニメ映画である。 海洋研究学者を父にもち冒険好きな少年イサム （声：野沢雅子）は今日も火山見物に イサムのペットにして弟分のチーターと出掛け そこで海底国の王女・エンジェル（声：小鳩くるみ）と 知り合った。 その時突然、無気味な地鳴りと共に火口から 巨大な火焔竜が出現し、 その口から溶岩を吐いて周囲を溶かし始めた。 怖ろしさに気を失ったエンジェルを助けて 危うく逃げ切ったイサムとチーターは、 海底国へ招待される事になった。 今から何万年、海底人は地上に住んでいたが 欲の深いマグマ王が地球征服を企み 炎の湖から火焔竜を引き出したところ 急に暴れ出し、大地震と洪水を伴って 地上を洗い流してしまった。 マグマの一派は地底に、その他の者は海底に逃げ、 それぞれ国を興し、そして子孫のマグマ七世 （声：納谷悟朗）は野望を抱き、 再び火焔竜を登場させてきた。 やがて海底を行く火焔竜を尾行したイサムたちは 地底国に迷い込み捕えられてしまった。 命からがら牢から脱出したイサムたちは 出口を求めて彷徨うが実際は奥へ奥へと入り込んで マグマ七世が火焔竜を操る指令室に付き当った。 その頃、火焔竜は平和を望む海底国にまで 進撃を開始していた。 対する海底国は戦闘艇からの軟体動物作戦を 繰り出し応酬したが苦戦はまぬがれない。 果たしてイサムたちの運命は・・・ この映画の主演は「空飛ぶゆうれい船」に引き続き 野沢雅子、そしてヒロインのエンジェル役には 同時期「アタックNo.1」で鮎原こずえを演じている 小鳩くるみが担当し 同じ頃にライバル映画社による 「東宝チャンピオンまつり」でアタックNo.1が 公開され、どちらの映画館でも小鳩くるみの声が 聞けるという現在ではありえない出来事がありました。 またギャグメーカーであるオクトパス役には コメディアンの海野かつをが1963年12月公開の 「わんわん忠臣蔵」以来、7年振りに出演した。 海野かつをとは渥美清と入れ替わりに 浅草フランス座をホームグラウンドに活動した “スリーポケッツ”に加入したコメディアンであり 1974年頃、東京城東地区の家電量販チェーン 「新栄電機産業」のコマーシャルに起用され 独特のチープなテイストがカルト人気を博しました。    にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村  【28%OFF】【東映まつり】［DVD］ 海底3万マイル お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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