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2012.09.09
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カテゴリ:ゴジラ・海外版
怪獣総進撃・海外.jpg


1968年、東宝によって製作された「怪獣総進撃」を
米国AIP社が1969年5月にアメリカで公開したのが
「Destroy All Monsters」である。

米国版は日本オリジナル版と違い
上映時間が1分ほど短くされており
キングギドラが空中からアンギラスを落とす際に
ミニラが目を隠すシーンと
タイトル部分の前後のシーンがカットされている。

また日本版のタイトルはムーンライトSY-3が
宇宙へ打ち上がった直後にタイトルが来ているが
海外版はオープニング終了後にタイトルを移動させている。

海外版予告編ではゴロザウルスがバラゴンとして紹介されていたが
これは特撮テレビドラマ「ウルトラマン」に
バラゴンをレンタルしていた為、バラゴンがネロンガに改造され
そのあと東宝に着ぐるみを返却する為に
スーツの復元作業が間に合わず
急遽出番がゴロザウルスに変更されたからである。

本作の特技監督は「ゴジラの息子」に引き続き
円谷英二監督の愛弟子・有川貞昌が務め、
有川が本作で拘ったのは操演技術であり

富士地底の基地で竪穴から上昇したキラアク円盤が
そのまま水平移動して横穴へ飛行進入していくシーンでは
滑車を組み合わせ支点をいくつも使って
曲線的な動きを採り入れた、職人芸ともいえる操演で
マンダがモノレールに絡みつくシーンと合わせ
有川も会心の特撮と述懐している。

また防衛軍のミサイル攻撃のシーンでは
発射台のミサイル先端のピアノ線を
スタジオ上部に取り付けたバネにつなぎ
火薬の点火で固定具が溶けると同時に
勢いよく飛び出す工夫をしており
発射時の白煙がまっすぐ伸びるリアルな作りとなっている。

そして怪獣ランドのヘリコプター主観のカットでは
クレーンを使った俯瞰撮影が行われ効果を上げ

キラアク星人の基地は不燃性素材で作られ
「現実感を」との有川監督の意向で
火炎放射器を使って炎上爆発シーンが撮影されるなど
新鋭の有川監督によって様々な技法が試みられている。

着ぐるみに関してはゴジラ、アンギラス以外は
過去の造形物を補修して流用し
マンダは頭部のみ新規造形物に挿げ替えられた。

また大怪獣バランはその状態が大変悪く
新造された90センチサイズの人形が
エピローグのカットなどに登場したのみであった。


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Last updated  2012.09.09 20:24:19
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