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テーマ:アニメあれこれ(26265)
カテゴリ:アニメヒーロー
テレビ朝日の変身ヒーローアニメ企画に 永井豪が原作者として「魔王ダンテ」をベースに 悪魔をヒーローとした作品として 基本設定を行ったのが「デビルマン」である。 1972年6月より週刊少年マガジンにて連載された 漫画版は購読者層を高めに設定し 連載を経るごとに黙示録的な世界観へと 変遷していったのに対し アニメ版は単純な反面、低年齢層の視聴者を 取り込みやすいヒーロー物の体裁を取っていた。 これが知名度の高いアニメ・デビルマンであった。 しかし放送終了後から15年後の1987年 テレビアニメ版とは違い永井の漫画の展開に 比較的忠実なアニメを講談社が中心として製作したのが 「OVA版・デビルマン」である。 不動明(声:速水奨)は父の親友である 牧村の家に居候しながら 美樹(声:澄川真琴)と共に名門学院に通う 普通の学生であったが ある日親友の飛鳥了(声:水島裕)に 地球の先住人類デーモン(悪魔)の存在と その復活を知らされた。 デーモンと合体して悪魔の力を手に入れる事を決意し その瞬間には理性を喪失しながらも 人間の意志の強さや正義感を失う事なく 明はデーモンの勇者アモンとの合体に成功して 悪魔人間デビルマンとなった。 キャラクターデザインはテレビアニメ版を担当した 小松原一男が15年ぶりに担当し デビルマン誕生までを描いた「誕生編」 妖鳥シレーヌと魔獣ジンメンとの戦いを描いた 「妖鳥死麗濡編」の2本が発売した。 当該シリーズは元々テレビ版でも漫画版でもない オリジナルのストーリーで全2巻を発売する予定で 当初から2本分の予算しか組んでいない為 製作が中断してしまった。 この2本のヒットを受けて完結篇である 「アーマゲドン編」も企画され OVAとしては破格の1億2千万円の予算まで用意されたが その予算に監督が納得せず実現に至らなかった。 この2作品、2003年になってバンダイビジュアルより 誕生編・妖鳥死麗濡編がセットとなったDVD 「OVA COLLECTION」が発売された。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 [DVD] デビルマン OVAコレクション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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まあー、原作とアニメがあれだけ変えてありながら、どちらもヒットした快作でしたなー、私は両方好きで、歌も、音楽もよかった!マガジンに連載されていたオリジナルもグロぽっく(笑)て、これまた大好き!映画化されたのも、主役の演技力は?でもCGの導入で原作のイメージどおりでした、私の世代では永井豪といえば、「ハレンチ学園」などギャグ漫画家のイメージが強かったもの、永井さん、「シリアスな漫画をやりたかった!」と、当時、語っておりました、「マジンガーZ」などもヒットしたしねー、永井豪の師匠と言えば、故、石森章太郎さん、アシスタント時代から非常に優秀だったとか、しかし!アニメと原作があれだけ違うのもよくあることでしょうが(笑)それがまたよかった!
(2012.12.28 12:03:29)
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