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無色透明

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2006.02.25
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カテゴリ:スピリチュアル
今日の屋久島は、今にも雨が降り出しそうな天気。
山の方は厚い雲に覆われている。
でも、気温は連日15~20度あるので、ぜんぜん寒くはない。

昨夜、DVDで日本映画を見た。
タイトルは、「火宅の人」
作家、壇一雄の私小説の映画化。
娘の壇ふみも特別出演していた。
妻と5人の子供を残して、愛人と同棲生活。
その愛人と喧嘩をして、あてのない旅へ。
途中から別の女性と一緒に旅をすることに。
予告編のキャッチコピーが、旅と女を愛した人生。
3ヶ月間、日本中を旅しながら、その様子を原稿用紙に書いて発表。
映画の中に太宰治や中原中也も出てきた。
妻をいしだあゆみ、愛人を原田美枝子、旅を一緒にする女を松坂慶子が演じていた。
松坂慶子だけが、いやに若々しかった。
旅と女・・・悪くはないなと思う。
なんとなく憧れるものがないでもないが・・・

今日はパソコンをやりながら珍しくCDを聴いている。
昨日の女子フィギアの音楽が残っていて、ピアノ曲を聴いている。

音楽というのは不思議なもので、万国共通。
言葉は国や地域によって異なるのに、音楽だけはどこでも通用する。
しかも、時代を超えて愛される。
言葉は時代と共に変わる。
もちろん、流行の音楽は時代と共に変わるが、クラシックというのが残っている。
言葉も古典文学として残っているが、話し言葉は時代と共に変わっていく。
その結果、消えていく言語もある。

録音機器が発達する前の言葉の響きは、既に失われたものも多い。
平安時代の言葉は、わずかに宮中や公家の家系の儀式に残されているだけ。
これが縄文時代や弥生時代になると、もうまったく残ってはいない。
ただ、神道の祝詞の中に、わずかに残っているのかもしれない。
最近の映画やテレビは、言葉の使い方が極めていい加減。
時代劇の中で、平気で現代語が喋られる。
時代考証がまったくなっていない。
古い日本の言葉が失われつつある。

そういう意味では、能や歌舞伎は貴重な文化遺産と言える。
古い言葉の響きを今に残している。
浄瑠璃や落語なども、江戸時代の言い回しが残っている。
それらの文化遺産としての価値は計り知れない。

そういう言語表現は、世界中の人に理解してもらうのは限界がある。
言葉が違うために。
しかし、音楽にはその壁がない。
それは右脳だからだろうか。
右脳は直接わかってしまう世界。
説明はいらない。
だから、万国共通。

音楽はすばらしい。
でも、同じ曲を聴いて、みんながみな同じ印象を持つかというと、そうとも限らない。
共通点もあるが、異なるところもある。
響きとしては共通に伝わっていても、受け止め方は微妙に違う。
右脳で受けとめ、左脳で判断する。
そこで違いが出てくる。
右脳で受けとめるだけであれば、記憶と同じで100%同じ。
聴いているだけであれば右脳が活動しているだけ。
ところが、その感想となると、左脳が働く。
そこで受け止め方の違いが生じてしまう。

右脳には事実が入るけれども、左脳で言語化する時に解釈され判断されて、個人的な感想となる。
それは視覚についても同じ。
目に映る事実が言語化される時、思考の働きによって捉え方が異なってくる。
黙って見ている限りは、事実そのもの。

俳句や短歌は、自分の感動を伝える手段。
感動をそのままは伝えられない。
言葉に翻訳することによって、初めて他の人にも伝えることができる。
言葉を介することによって、初めて共感が生まれる。
誤解や錯覚を生む可能性もあるが、感動を共有できる可能性も秘めている。

音楽も、自分の感動を伝える一つの方法。
言葉を介さない分だけダイレクトに伝わる。
しかし、ダイレクトに響くけれども、受けとめられ方は言語を解するよりも曖昧になる。
科学のように分析的で厳密なことは伝えにくい。
音楽は、デジタルではなくて、アナログ。
全体の印象を伝えるもの。
分析的なものではない。

音楽は、全体の印象を感じ、右脳でダイレクトに感じればいいのだろう。
それを共有したい時にだけ、左脳を働かせ言語化すればいい。
基本的には音楽は黙って聴くもののようだ。
音を楽しむと書いて、音楽。
純粋に響きを楽しめばいい。

音は波動そのもの。
音楽は、波動の高低、長短、強弱の組み合わせ。
そのように分解すれば、デジタルになる。
左脳=分析の世界。
右脳はアナログ。
一連の流れ=統合の世界。

人体は、個々の細胞の合体。
個々の細胞や各器官は、それぞれの働きをしている。
しかし、それらは人体という一つの生命体として機能している。
デジタルの合体がアナログ。
分析と統合。

宇宙の数え切れないほどの銀河。
太陽系の惑星と衛星。
それらはバラバラのように見えて、有機的に連動している。
それは細胞や器官と人体の関係に似ている。
個々の生命と宇宙としての一つの生命。
多様性と統合性。
デジタルとアナログ。
左脳と右脳。
色と空。

オーケストラもまた、それらと似ている。
個々の楽器がある。
個々のパートがある。
でも、全体として一つの曲を奏(かな)でている。
多様性と統合性。
デジタルとアナログ。
左脳と右脳。
色と空。

一人一人の人間と宇宙の関係も、またそれらと似ている。
個々の人間は多様性であり、色。
宇宙は統合性であり、空。
人はデジタルであり左脳であり、宇宙はアナログであり右脳。

星の音楽があり、銀河の音楽があり、宇宙の音楽がある。
それぞれが響きを出し、響き合っている。
それらが一つの宇宙のハーモニーを創り出している。

一人一人が星であり、響きであり、音楽である。
それぞれがそれぞれの音楽を奏でている。
それを右脳で聴けば、感動する。
それを左脳で表現すれば、共感できる。

一個の細胞から全宇宙まで、まるで波紋のように多層的に広がっている。
分離と統合の何層にも渡る構造によって宇宙は成り立っている。
宇宙の多様性が、宇宙の統合性の中で息づいている。

ひとついのちが無数のいのちとなり
ひとつの音が無数の音となり
ひとつの光が無数の光となる

ひとつの空の中で無数の色が踊る
まるで次々と花が開くように
限りない色の宇宙が展開する
ひとつのいのちの限りない変化変滅
まるで星の煌めきのような宇宙のいのち
多様性と統合性の中に存在する宇宙

一人の中に多様性があり統合性がある
一人の中に色があり空がある
一人の中に個があり全体がある

人は
目眩(めくるめ)くような色の宇宙であり
ひとつの宇宙でもある


『限りない 個と全体の 多重奏 人も銀河も いのちも音も』

『それぞれの 個と全体が 色と空 無限の色と ひとつの空と』

『それぞれの パートを合わせ 一曲を 奏でるものが 宇宙のメロディー』

『何事も 右脳で聴いて 感動し 左脳で現し 共有する』

『花となり 形となって 現れる いのちは 永久(とわ)に 生き続けるもの』

『限りない 空に抱かれて 舞う色の 色とりどりの 艶(あで)やかさかな』

これが420日目の心境です。






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Last updated  2006.02.25 20:31:20
コメント(13) | コメントを書く


Comments

難しいね?@ 人はなぜ生まれてくるのですか その答えを探すためでわ?
emi☆@ タイムリー 先週、ちょっとしたことがありました。 …
風の彷徨者@ Re:そうだったのですか ぴあのさま そういう事情だったのですね…
ぴあの@サファイア@ Re:あれれ??2(06/13) 風の彷徨者さん >今見たら元に戻ってい…
風の彷徨者@ あれれ??2 今見たら元に戻っていました。 こちらのP…
風の彷徨者@ あれれ?? 日記の感じが(テンプレート?)が変わり…
風の彷徨者@ Re:2718日目 - 神聖ゴールデン貫入 石屋…いやいや(笑)水晶屋の 魂仕組みは奥…
ポプラ@ ヒマラヤグリーンDTマスター 私もこの水晶を毎日のように眺めてはぞく…
風の彷徨者@ Re:2716日目 - 運命の水晶 「その秘められた可能性を理解すること…」…
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