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2014年10月23日
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『小野寺の弟・小野寺の姉』片桐はいり×向井理×及川光博×山本美月インタビュー(neol.jp)



——及川さんと山本さんはこの姉弟を見ていかがでしたか?

及川「楽しかったですよ。正直、自分の出番じゃない部分はただ観客として楽しませてもらいました」

山本「なんていうか、あまり似てないのに本当の姉弟に見えるなぁって思いましたね。カメラが回ってない時もずっと喋ってて。それがそのまんま画面に出てると思います。現場では西田さんのサポートもあって楽しく過ごさせていただいたんですが、この二人の関係には入れないような感じはしました(笑)」

及川「ああ、そうだね。だからさ、毎回ゲストを呼んで『男はつらいよ』シリーズみたくすればいいよね(笑)」

向井「監督も言ってましたね、それ(笑)」

片桐「じゃあ山本さんは初代マドンナだ(笑)」


——より子さんみたいな女性を男性から見ると、どんなところが魅力だと思いますか?

及川「より子さん、絶対飲み友達になれるよね。それ以上は進まないかもしれないけど……」

片桐「そう! それは現場でも聞いたんですよ。やっぱりあの昭和的なファッションが。女性は好きっていう人もいるんですけど、男の人は興味ないですよね?って聞いたら、あんまりないかもっておっしゃってて」

及川「だって、そもそも論として、女子がかわいいと思うものと男子がかわいい思うものって違うから」

片桐「そうそう、そうなの。だから逆にそう言われて、より子さんのキャラクターに納得がいった感じがしました」

及川「だから男性としても、行きつけの常連客だったら楽しいだろうなっていう(笑)」


——向井さんはいかがですか?

向井「僕はもう、異性というより姉として見ちゃうので。起きたら台所に立っている人というか。そういう意味ではすごく魅力的だと思いますし、家庭的な一面を僕は一番近くで見ているので家族としてはすごくいいと思いますけど、恋愛としては……」

片桐「朝起きた時、隣に寝てたらどうなの?」

向井「それは……肉親だったらいいと思う(笑)」

片桐「そっか。そっか」

向井「やっぱり、姉弟っていう関係性でやっちゃうと、どうしても女性として見られないですよね」

及川「僕たちも当然、内面的な美しさ、人の良さっていうのはわかってるんですよ。その上で恋愛対象になるかならないかっていうのは…….やはり企業努力というものが必要なんです(笑)」

片桐「そこがより子さんというか、自分も含めてですけど、悲しいところですよね」

山本「私、思うんですけど、より子さんって誰かと付き合ったら、彼女じゃなくてお母さんって感じになっちゃいそう」

片桐「そうだね」

向井「男性にとっては、刺激というより、安心しちゃうかもしれないですね」

山本「男の人はきっと、もっと頼りにしてほしいって思っちゃいますよね」

及川「それが長女の責任感だよね。無理してでも頑張っちゃうの」

片桐「そうそう。そういう意味では私自身も本を読みながら、イタいイタいイタい……って感じがありましたよ。より子さんみたく、報われないのに一生懸命やっちゃうみたいな。世話を焼いたことが裏目に出ちゃうことってありますもんね」


——片桐さんと向井さんの初共演は2008年のドラマ『ママさんバレーでつかまえて』に遡りますが、それから6年が経った今、改めて共演者としてのお互いの魅力を教えていただけますか?

向井「僕は初めて共演させていただくずっと前から、今もそうですけど、はいりさんは間違いなく日本一のコメディエンヌだと思ってるんです。はいりさんを抜く人を、今のところ見たことがありません。打っこ抜きで一番素敵な女優さんだと思ってるんです」

片桐「そういう(褒める)プレーでしょ?(笑)」

向井「あはは。あんまり言うとこうやって嫌な顔するんですけど(笑)、でも日本一だと思ってるのは本当。映画にもたくさん出演されてますけど、やっぱり舞台の時の魅力とか迫力がすごいと思います。だから昨年、この作品でご一緒した時のプレッシャーは半端なかったです。同じステージに立って演じるとなると、真っ向からやったって絶対勝てるわけないよなって。どうしたって、例え僕がセリフを喋っていても、お客さんははいりさんを見て笑ってますから。セリフを喋ってる人間よりも目立ってるっていう(笑)。なので、どうやって違う方向で自分を確立していこうかっていうのは日々考えてましたね。尊敬してるぶん、ものすごく恐怖でした。モンスターです、はいりさんは」

片桐「でも、それが映画に来たら「こっちのもんだ」ってなるんでしょ(笑)」

向井「そんなことないですよ(笑)」

片桐「今度は潰してやる、みたいな。見事に潰されましたよ(笑)。実際、映画では余裕が違いましたからね。なるほど、映像の芝居ってこうやるんだって思いながらやってました。あ、でも、もともと緊張しないんですよね?」

向井「そうですね」

片桐「緊張しないし、セリフも覚えが早いし、頭いいし。なので、ちょっとフンッと思ってたんですけど」

向井「そんな風に思ってたんですね」

片桐「うん、思うよ。そんな人、苦手だもん(笑)。私はどちらかというと不器用な人間なので、周りにも一緒に七転八倒するような人が多かったんですけど、向井さんは何事も涼しい顔でやるので。なんだコイツって(笑)。でも、舞台の時とかもすごく一生懸命で。だけど、一生懸命やってる風には見せなくて。そういうところがすごいなって思いましたね。映像だと特に、緊張してない感じが良かったりするので、向井さんがそういう感じでいてくれたのは助かりましたね」


——今回の映画では“ありがとうの香り”というのが一つのキーになっていますが、みなさんが思う“ありがとうの香り”とは?

片桐「今ふと思ったのは、私、映画館でもぎりをやってるんですよ。その時に『ありがとうございました』って頭を下げると、その人のシャンプーだったり整髪料だったりの匂いがふわっと香るんですよね。その匂いが、ありがとうの香りかな。それに、お辞儀をするのって日本人でしょ。この前たまたま外国人の役をやったんですけど、外国人って『おはようございます』とか『おやすみなさい』とかで頭を下げたりしないよなぁって話になって。なので、日本人のお辞儀ってすごいなって思ったんですよね」

向井「たしかに。仰るとおりですね」

及川「僕はフルーツ、なかでもはっさくですね。いろいろ思い浮かべてみたら、小さい頃に風邪をひいて寝込んでる時に、母親がはっさくを剥いてくれた時の匂いかなぁって。別にマザコンじゃないですよ(笑)。フルーツを剥いてもらうことへの感謝と、看病というシチュエーションも相まって、ありがとうの香りって気がします」

山本「私はベタなんですけど、やっぱりお花の香りですね。ありがとうって花束をいただく時の香り」

向井「僕は……なんでしょう……ありがとうってあまり意識して言ってないような気もして……。無意識で『ありがとうございました』って言うのは、コンビニとか? なので、おつりの匂い(笑)。あくまでも無意識なありがとうの香りですけどね(笑)」


——より子と進のような姉弟が実際にいたとしたら? みなさん友達になりたいと思いますか?

及川「あの二人を交えてパーティをしたりしたら楽しそうですよね」

片桐「でも、現場でも結構話してたんですけど、40歳と33歳の姉弟が一緒に暮らしてるって、普通に考えたらちょっと冗談にならない感じがあるというか……。最近はよくあるのかもしれないけど、だからこそ他人事じゃないというか。って、そんな社会問題的な話じゃないですよね(笑)。まぁでも、そういうことを考えたら、彼らと仲良くするかどうかって、私はわからないんですよねぇ」

向井「でも、ツッコみどころ満載の姉弟じゃないですか。ツッコみを入れる対象としては面白いんじゃないですか?」

片桐「あ〜、そうね。友達としては面白いか」

及川「喧嘩してようが、からかい合ってようがね。だからやっぱり、常連客だったらいいんじゃないかな(笑)」

片桐「二人で営む居酒屋とかね」

山本「そこに普通に夜ご飯食べに行きたいですね」

片桐「そうだね。でももしかしたら、女の人が入ってくるとちょっと微妙な感じになったりして(笑)。映画では進と、山本さん演じる薫をくっつけようと一生懸命だったけど、実際はいざこざが起こったりするかもしれませんね(笑)」

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最終更新日  2014年10月23日 22時02分05秒
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