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2014年10月23日
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10月22日(水)、大阪ステーションシティシネマにて舞台挨拶を行い、向井理さん・片桐はいりさんが登壇しました! 主人公・小野寺進(弟)役の向井理さんと小野寺より子(姉)役の片桐はいりさんは映画初共演ながら、昨年の本作の舞台作品上演に続いてのコンビとなり、息の合った興味深いお話を披露。さらに写真撮影では、劇中クライマックスでのクリスマスのエピソードにちなみ、クリスマスツリーを囲んで撮影しました。


◆まずはひと言ご挨拶をお願いします

向井:ようこそお越しくださいました。上映後の舞台挨拶は初めてですが、どうぞよろしくお願いします。さっきちょっと出るのが遅れたのは、なんか怖くなったからです。だって(映画を観ての)反応がわかるじゃないですか。でもまあ、気に入っていただけたら幸いです。

片桐:でもそうなんですよね。唯一ハッタリを言えない、初めて「これからご覧ください」って言える回じゃないのでとっても心配なんですが、いかがでした?(客席からの拍手を受けて)…ヒットしそうですか?(客席:拍手)
でも笑ったり、ちょっとしんみりしたり出来たんじゃないでしょうか。なによりこの向井理のかわいさ。持って帰りたい、と皆さん思ったのではないでしょうか。良かったら宣伝してください。

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◆昨年の舞台からの映画化なんですが、シリーズ化しては?との声もありますが

片桐:シリーズ化?それは「寅さん」のようなことですか。だったら(向井さんを見て)「サクラ」ですよね。
向井:性別が違うじゃないですか。
片桐:私だって違いますよ!
向井:でも西田監督は、やりたいね、というようなことをおっしゃってました。


◆この姉弟のこれからの展開も気になりますもんね

片桐:毎回マドンナが登場して…
向井:えっ、毎回傷を舐めあう姉弟になるんですか(笑)。
片桐:でもたしかに映画を観たあと、この姉弟はどうなるんだろうか?自立していけるんだろうか?と気にはなりますよね。
向井:普遍的な話でもあるんで、あり得ますよね。舞台版というスピンオフから始まったので、西田さんの筆が止まらなければ出来ますよね。


◆今日は朝から大阪にいらっしゃいましたが、少し前にも大阪をぶらぶらするロケ番組がありましたが

片桐:どうですか大阪は?(向井さんは)大阪の血が流れてるんですよね。私は母方が関西なんですけど、大阪のきょうだいはこんなに遠慮しない、もっとズバズバ言いあうって言われたんですけど、どうなんでしょう。
向井:両親が関西ですから。でも僕ら姉弟も、言いたくても言えない、というような関係だったじゃないですか。


◆新世界とか通天閣とかにいらっしゃって、ビリケンさんのところにも行かれたようですが

片桐:私は大衆演劇が好きなので、あのあたりは日常的にぶらぶらしてます。
向井:僕も小さい頃は、大阪湾とかで釣りをしてました。あとは和歌山の白浜に行ったりとか。今は舞台とかお仕事でよく来ます。


◆ラテン的な気質だったり、服装も派手ですもんね

向井:今日の服は大阪をイメージしたって言ってましたよね?
片桐:イメージしたっていうか、嫌われないようにって思ったんですけど、失敗したって言われて、ちょっと落ち込んでるんですけど…弟はいつまで眼鏡をかけてるんですか?


◆(客席から「はずしてほしい」の声に、眼鏡をはずす向井さん)ありがとうございます。見たかったんですね。大阪は客席から直接言われますね。すぐに触ってきたりしますので、気をつけてください。さて、映画ではクリスマスシーンが出てきまして、なかなか切ないシーンでもあるんですが、ここでそれにちなみまして、小野寺家特製クリスマスツリーの除幕式を行いたいと思います。

片桐:本当は私たち、クリスマスに反対する立場なんですが。
向井:小野寺家ではクリスマスは「カタカナ禁止令」とかやってますからね。


◆それではどうぞ!
☆ここでお2人で除幕式を行い、無事お客様にお披露目出来たツリーには、本作の2人をキャラクター化した「いぬんこ」さんのイラストをオーナメントにしたものや、ツリートップにはお2人の顔を星型にしたものが飾られており、舞台挨拶後は大阪ステーションシティシネマの劇場ロビーに展示していただけることに!

向井:(いぬんこさんのイラストを見て)おもしろいですよね。
片桐:これは運気が上がるんでしょうか。(イラストでは)歯が強調されてますが、映画をご覧になった方は秘密にしておいてください。

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◆では最後のご挨拶を

片桐:家族の皆さんで観ていただいても対応できる全天候型の映画になっておりますんで、おばあちゃん、お母さん、お姉ちゃんなど、いろんな家族を順番に連れて何回もご覧になってください。

向井:西田監督の描く作品は、悪い人が出て来ない。ちょっとクセがあるけど憎めない人たちの物語で、大きな事件とかアクションがあるわけではないですけど、日常のいろんなエッセンスをかき集めて膨らませてっていうのが、映画の本来の姿だなと思います。その作品に参加出来てありがたくて、出会えたのがすごくうれしく思います。いろんな人の気持ちを揺さぶってくれる作品ですし、心に残る作品なので、また観に来ていただけると映画好きのはいりさんは喜びます。

片桐:映画好き?映画館好き、ですね。

向井:たくさんの方がご覧くださると、世の中がまわっていきますんで、そこらへんをよく考えたうえで、いろんな人に今日の映画を伝えていってください。今日はありがとうございました。

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最終更新日  2014年10月23日 22時24分38秒
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