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カテゴリ:レースリポート
毎年8月14日は明智ヒルトップサーキットで「MD杯4時間耐久レース」が開催されます。年に一度、お盆に開催するお祭りレースです。 今回は、昨年(2005年8月14日)開催された「第4回MD杯4時間耐久レース」のレポートです。 まず、レースの説明です。 「MD杯」は初心者向けの耐久レース(1チーム4人まで)で、コース1周のタイムによって2クラスに分かれます。 ・MD-Bクラス・・・1周49秒を切れないクラス。 ・MDクラス・・・1周47秒を切れないクラス。 ※予選落ちはありません。MD-Bクラスのチームが予選及び決勝中に2回以上49秒を切ると自動的にMDクラスに昇格します。47秒を2回以上切ると自動的にMD杯卒業(賞典外)になります。 ・MD-B、MD以外にシングルクラスがあります。このクラスは上級者クラスで、47秒を切る事が最初から分かっている人が参加します。シングルとゆうだけあってナント、4時間を一人で走りきります。真夏の猛暑の中、人間業じゃないです。 受付、車検が終われば、公式練習走行です。全車フロントに発信器付のゼッケンを付けていますので、コントロールラインを通過すると電光表示板にラップタイムが表示されます。1/1000秒まで計測されます、すげ~ 練習が終われば20分間の予選が始まります。各チームのエースライダーがタイムアタックします。決勝のグリッドは予選のタイム順に並びます。耐久レースなので、予選順位はあまり関係ないのですが、闘争本能があるので誰よりも前を走りたいと全員が思ってます。 スタート方式は耐久レースの定番、「鈴鹿8耐」でもおなじみの「ルマン式」です。「ルマン式」スタートとは、メインストレート上に縦一列に並んだマシンの反対側に、同じく予選順に縦一列に並んだライダーがシグナルグリーンと同時にマシンに駆け寄り、スタートする方法です。「鈴鹿8耐」や「鈴鹿Mini-Moto4時間耐久」はエンジンがかかってる状態でスタートしますが、「MD杯」や「チューズディ耐久」はエンジン停止状態からライダーが押しがけでエンジンを始動しスタートします。たまに1コーナーまで押してもエンジンが始動しなくて、よ~く見ると「キルスイッチがOFF」になってた・・・なんて笑い話もあります。。。 注;キルスイッチは一般車のエンジンキーみたいな物で、ONじゃないとエンジンは始動しません。
前置きが長くなりましたm(_ _)m 今回のエントリーは「シングル・クラス」4台、「MD・クラス」21台の合計25台。元ワールドGPライダーのノビー上田氏のチームも参加しています。バイク好きはノビー氏を知ってますよね (MD・クラスはレースが終わらないと自分達が「MD-B」か「MD」か判りません。もしかすると「卒業」しちゃってるかも。。。でも「卒業」も嬉しいものです、何故かって自分が速くなった証拠なんですよ。) さて、予選結果は・・・シングルクラスのライダーが3位までを独占予想通りです。 予選1位#21クロちゃん(スプレイ・BYG)、2位ヨシムラ君(BYG&幡豆わ~くす)、3位K本君(萩工業&Y2S PLEASURE)、4位武内親子チーム(RIDING SPOT TAKE1)、5位ナカシ君チーム(M2G)、6位S藤氏チーム(BYG)、7位ないすミドル/馬君チーム(Bottom Line Japan)・・・私もなんとか自己ベストタイムを更新し、7位に食い込みました #5ノビー上田氏チーム(PANTHERA PLOT)は10位、#11MDオヤジ氏チーム(BOLTIN&MD)は14位、#23トラピ君チーム(BYG)は16位となり、彼らのチームはエースライダーが予選を走らなかったらしい。 注;( )内はチーム名です。 さあ、予選順に全車グリッドに整列。25台が、25人のライダーがシグナルを見つめます。毎回この時は緊張で心臓が飛び出しそうになります 我がチームは毎回、私がスタートを担当します。今回のゼッケンは3、どんなスタートが切れるか・・・
AM11:00、ついにシグナル・グリーン各ライダーが一斉にバイクに向かって駆け寄ります。猛暑の中、4時間耐久の火蓋が切って落とされました。
ポールポジションの#21クロちゃんが出遅れました。スタート良く飛び出したのが#12ヨシムラ君、#6S藤氏、#3私・・・ 全25台が第1コーナーめがけてアクセル全開です。 ホールショットを獲るのは誰か・・・・・・その2へつづく 注;ホールショットとは、スタート直後の1コーナーに最初に飛び込む人の事です。
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