テーマ:☆★バイク★☆(8192)
カテゴリ:レースリポート
決勝前に明智軍団で記念撮影。左から近ちゃん・Yumiちゃん・九州男児氏(1軍)・ルパン氏(1軍)・ないすミドル・MDオヤジ氏・ぐっち氏(1軍) (私たちは2軍・・・笑)
13:55 サイティング・ラップ(スターティング・グリッドにつく為のコース1周)からグリッドに到着。
グリッドは前から24番目、ピットロード出口横 去年は最終コーナーのすぐ下(笑) 今年とは距離にして300m以上ある(爆) しかも私の後ろには96台も並んでる 予選を通過した120台のマシンが一直線にストレート上に並ぶ、圧巻の景色です。
今年、私に傘をさしてくれるのは、みこちゃん(チーム プラスF=明智仲間) スタート5分前・・・メカニック・サポーターがコース外退去。 2分前・・・エンジンスタートの合図、MDオヤジ氏がマシンのエンジンに火を入れます。
コースはウェット、レコードライン(広いコースの中のマシンが走る1本の道)はほぼドライ。上空は分厚い雲に覆われ、ポツポツと雨が落ち始めた
コントロールタワーの電光表示がカウントダウン開始、10・9・8・・・3・2・1・0スタート 走ってコースを横断し、MDオヤジ氏が支えるマシンにまたがり、シフトをローに蹴り込むと同時にアクセル全開。さすがスタートを任された各ライダー、凄い勢いで1コーナーに飛び込んでいく。 各コーナーで鬼のような突込みをするライダーがいる、怖ぇ~。私は接触を避けるためアクセルを緩めて彼らを先にいかせる。数台に抜かれて順位を落としたけど気にしない、だってまだ始まったばかり。私の仕事は転倒せず、第2ライダーのMDオヤジ氏にバトンを渡す事。目標は優勝じゃない、みんなで楽しく走って完走すること。
ポールポジションスタートの#198 九州男児氏「F.RUPIN&明智HC+N-Plan」がトップで最終コーナーを駆け下りる。
九州男児氏から遅れる事十数秒、私が最終コーナーを駆け下りる S字を登る私 ヘルメットのシールドに付く雨粒が大きくなってきた。ドライで始まったレースだけど、西コースのスプーンカーブ・ヘアピンコーナーはすでに雨に濡れてウェット路面。アクセルを開けるとリヤタイヤが滑り出す、ハイスピードでコーナーを抜けようとするとフロントタイヤが滑り出す ヘアピン:リヤタイヤがスライドする 時間とともに雨の範囲が東コースへとひろがる。毎周路面コンディションが変わる、さっきはドライだったコーナーが今はウェット。路面変化に気付かず、さっきと同じスピードでコーナーに進入するライダーがコースアウトしていく。私の目の前で次々とスリップダウンしていく。
その時私にもアクシデントが
ヘアピンコーナー(左カーブ=上の写真)を立上ろうとアクセルを空けた瞬間リヤタイヤが滑った その振動で左足がステップから離れて、つま先が路面に接触。左アキレス腱がステップに引っかかった状態でつま先が後ろに思い切り引っ張られた 痛っ 一瞬足首が折れた、と思うほどの激痛が走る。転倒する事無く、走行を続けながら左足首を確認。大丈夫、折れてない、ちゃんと動く(笑) 捻挫(じん帯が伸びた)ですんだようだ、ほっと一安心。
スタートから40分経過、ピットインしてライダー交代したマシンがピットアウトしてくる。50分過ぎには東コースも含め、すべての路面がウェットに変わる。雨のためにラップタイムは落ちてるけど、誰にも抜かれない。みんな雨でペースダウンしてるんだ。 ホームストレートを駆け下りると、近ちゃんからピットインのサインが出された。ペースを保ちながら1周してピットイン、MDオヤジ氏とライダー交代。
トラピ君がガソリンを入れ、近ちゃんが消火器を構える。ミニモト特別ルールで、ピットでは3分以上留まらないといけない。3分以内にコースインするとペナルティをとられちゃう。そこで活躍するのがYumiちゃん(タイムキーパー)。Yumiちゃんのカウントダウンで、第2ライダーのMDオヤジ氏がコースイン。 マシンから降りた私は、雨を吸って重くなったレーシングスーツを脱ぎ捨て、大役を終えた安堵感に包まれました。無事70分を走り終える事ができたのも、チームメイト・ピットクルー・応援していただいた皆様のおかげです。おっと忘れちゃいけない、サーキットの女神様、私をお守りくださいまして有難うございました。引き続き我がチームをお守り下さい。 ピットに戻るとみんな大騒ぎ 拍手で迎えられました。私は訳が判らず ピットにはTVモニターがあり、全チームの順位とタイム、走行中のライダー名が表示されてるのです。私がピットインした時の順位はなんと13位 想定外の上位を走ってる 走ってるライダーには順位が判らないんです。順位を聞いた私もビックリです(笑) ピットでは、1周目を30位前後で帰ってきた私が、時間が経つにつれ、雨脚が強くなるにつれ、どんどん順位を上げていくのを見ていたらしい。私も見たかった(爆) ライダー交代を待っている時にMDオヤジ氏は、予想以上の順位で走らないといけなくなったので、かなりプレッシャーを感じていたそうです。 ここからは応援団に徹します、ゴールまであと3時間弱、まだ先は長い。全員が無事ケガ無くゴールが迎えられるように・・・ 大丈夫、私たちにはサーキットの女神がついている
・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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