壁紙自然派

　ベニスのドゥカーレ宮殿中庭から望むサン・マルコ寺院です。

　両者が一体となった建物であることが、この写真からも理解できます。




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　ドゥカーレ宮殿の外観です。

　サン・マルコ小広場から望んでいます。

　ドゥカーレ宮殿は、ヴェネツィア国際映画祭の会場としてよく知られています。

　日本映画では、黒澤明監督の「羅生門」(1951年)、稲垣浩監督、三船敏郎主演の｢無法松の一生｣(1958年)、北野武監督の「HANA-BI」(1997年)がいずれも最高賞の金獅子賞に輝き、2005年には宮崎駿監督が栄誉金獅子賞を受賞しています。


　ドゥカーレ宮殿に入った頃はこの広場に人影はまばらでしたが、見学を終えて出てきた時には、たくさんの人で賑わっていました。

　次にどこへ行くのかはガイド任せなので、人混みの中で、その姿を見失わないようにするのが精一杯。

　落ち着いて写真撮影することは不可能で、ほとんどカメラ任せのスナップばかり。

　これは、今回の全行程に共通することでした。

　撮影旅行ツアーではない観光だけが目的の旅なので、無理もありません。




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↑ホテルのテレビの地震ニュース映像

　11日朝、ローマのホテルで目を覚まし、テレビを付けた途端、日本の地震のニュースがライブ中継されているのに、ショックを受けました。

　初め、津波が海を渡ってくる映像が流され、次いで、海へ車や家が流される映像が映し出されました。

　この映像は、水浸しになった仙台空港の模様です。

　これは、食事を終えてホテルの部屋に戻った時の映像で、現地時間午前8時20分（日本時間午後4時20分）に撮影しました。


　さあ、それからが大変でした。

　震源地から離れているとはいえ、日本にいる家族の安否を確かめないと、落ち着きません。

　しかし、国際電話は通じず、気は焦るばかり．．．

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