壁紙自然派

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　イネに水滴です。

　水滴がレンズとなって、稲の穂を逆さに映し出しています。

　雨の降った翌朝、わが家の田んぼで撮りました。


　昨日ののちょっとした出来事。

　午前１０時頃でした。

　田んぼの隣りにある畑から枝豆を収穫し、軽トラで土手道から橋を渡って裏通りへ出た直後の事です。

　バックミラーを見たら偶然、自転車が倒れ、乗っていた人が地面に転がり落ちる瞬間を目にしました。

　すぐ車を止め、見ていると立ち上がる様子はありません。

　「どこかのお年寄りかな？。これは救急車だな」と思いましたね。

　自転車に乗る人はほとんど年配者しかいませんから。

　車の向きを変えて近寄って見ると、私の知らない若い男です。

　長髪を後ろで結んでいます。

　「大丈夫か」と助け起こしたら、「大丈夫です。大丈夫です。」と、ろれつの回らない口で言いながらも、自ら腰を上げて立ち上がろうとはしません。

　酔っているのです。

　真昼間から、それも酩酊です。

　手からちょっと血が出ていましたが、痛そうな気配もないので、救急車の手配は必要なさそう。

　自転車を起こして、籠から落ちた物を拾ったら、それは紙パックの１升酒でした。

　平日の日中、仕事もせずにこの男は酔っぱらっているのです。

　若者に何があって酒浸りとなっているのか知る由もありませんが。この田舎では異様な光景に映りました。