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キリンビール<2503>、アサヒビール<2502>、サッポロ<2501>、サントリーの国内大手ビールメーカーと業界団体のビール酒造組合は26日、商品配送に使うパレット(収納ケース)を効率的に利用する取り組みを12月から共同で開始。
パレットは、荷物を載せるスノコのような台。パレットには穴があり、そこにフォークリフトの爪を差込み持ち運ぶ。配送後に回収し再利用するが、紛失や回収が進まず、滞留なども起こる。 これを共同で利用することで、パレットの新規調達を13%削減を目指し、調達費用は4社で合計年3億円。パレット製造で生じる二酸化炭素も、およそ1600トン削減できると見ている。 回収促進業務は、RTIマネジメントに共同委託。酒造組合を通じ、ビール各社のパレットの回収状況を調べ、滞留があれば卸業者から回収し各社にパレットを返す。流通過程からはずれたものも、パレットの流出状況の把握調査、回収を進めるという。 異常な原油高騰の時期から、他社と商品を相乗りし配送するなどこれまでにない動きが見られていたが、今度は配送に使われるパレットの回収。 今回は、大手4社が参加し、コスト削減に取り組む。今後は、一企業の枠を超えて、徹底的なコスト削減ができるかどうかが厳しい状況を生き残れるかのポイントになるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月27日 05時14分39秒
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