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大日本印刷<7912>は、東京農工大学と共同研究によりヘアバンドタイプの脳波計から興味関心の度合いを分析、効果的な制作物の作成を支援するサービスを12日より開始。
脳波計を使い、生活者の感性を解析する技術を応用。雑誌、カタログなどを閲覧し、見開きページごとに貼られたマーカーをカメラで撮影し、閲覧時間のデータを取得、脳波の測定値データと一体化し、興味関心度の高さの推移を分析する。 脳波の測定値と組み合わせることで、長時間見ていたがそれほど関心は高くないなど、生活者の興味関心をより多面的で深い把握ができるとう。 対応できる冊子のページ数は200ページ。オプションで被験者の眼球の動きをセンサーで検地するアイトラッキング調査も追加でき、各ページのどの部分に興味があるかなど詳細を把握することも可能。 価格は、基本メニューで、調査最長者が6名で95万円から(対象者の選定収集・謝礼費用が不要の場合は80万円から)。2010年6月までトライアルキャンペーンとして、65万円からという。 大日本印刷は、ニューロマーケティングを企業と生活者のコミュニケーションに応用、プロモーションの変革に向け活動を推進。制作物も合わせ、2012年度で10億円の売上げを見込む。 脳波計だけで、調査するというものではなく、アンケート調査と脳波計を比較することで、より高度な情報を収集できるというもの。 消費者がどの部分に魅力を感じるかなど、考えて答えるアンケートと違い、脳波には現象として表れるだけに、より効果的な商品開発につながる可能性がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月12日 05時13分49秒
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