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カジュアル衣料店 ユニクロなどを展開するファーストリテイリング<9983>は8日、2010年2月中間連結決算を発表。売上高は前年同期比31.8%増の4709億円、営業利益は43.0%増の998億円と大幅な増収増益。
ユニクロ事業は、大ヒットしたヒートテックなどの商品力を強化、海外ではジル・サンダー(ファッションデザイナー)とのコラボ商品 +Jがユニクロの知名度を高め、パリなどで大型店が成功し、国内だけでなく海外でも好調。低価格ジーンズで話題となったジーユー事業も貢献。 今後の戦略として、国内では百貨店への出店を強化、都心店・大型店の出店を加速。ユニクロは世界戦略も進め、先週には、ロシアに進出。 2010年8月期通期では、売上高は前期比21.7%増の8340億円、営業利益は29.3%増の1405億円、当期純利益も42.6%増の710億円。 夏向けに、シルキードライ、サラファインなど機能性インナーを1700万枚の発売を予定。ワンピース、スカート、ブラウスなど女性向け商品のラインナップ強化も視野に。 シルキードライは、ユニクロ・東レの共同開発により極細繊維、サラファインは、旭化成の呼吸する繊維、東レの異形断面ナイロンをユニクロが複合したハイテク繊維を採用。 どちらも、汗を素早く吸収・拡散するドライ機能が特徴。寒い冬には、体を温めるヒートテック、湿気の多い夏には、シルキードライとサラファインと機能性下着を充実させる。 衣類の売れ行きは、天候に大きく左右されると言われるだけに、今年の夏が猛暑となり、機能性インナーの性能が実感できれば、大きな話題となるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月09日 05時10分12秒
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