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テーマ:野鳥好きっ♪(15875)
カテゴリ:猛禽ツミの暮らす林から
昨日、ツミが子育てをしている林でヒナが親鳥から餌をもらう光景を観察しました。 林の所有者が逝去され相続税の関係で売却されることとなり、約5900㎡が35区画の住宅地となると掲示板が掲げらています。7月末工事着工とありますから、 産卵、ヒナの誕生、成長、巣立ち、独り立ちといった成長のステージを観察できるのも今年が最後。 昨日観察したヒナは、頭頂にバフ色が見られないので第一綿羽と思われます。 第一綿羽の個体は一週間ほどで第ニ綿羽に生え変わり、頭頂、背、翼など上面がややバフ色を帯びるとされています。 一枚目は昨日観察した個体、二枚目、三枚目は昨シーズン観察したヒナです。 二枚目、三枚目の個体は上面にバフ色が見られたので第ニ綿羽となった個体と思われます。昨日観察した個体は同様と思われますから第ニ綿羽と思われます。 (第ニ綿羽からの羽の変化) 四枚目は昨シーズン観察した個体で二枚目、三枚目を観察した2日後です。 胸に斑がみえはじめ、綿羽の下から幼羽が見え始めています。 その翌日(第ニ綿羽を観察した3日後)にはさらに換羽が進行していました。 五枚目の写真は、第ニ綿羽を観察してから8日後の様子です。 上面、翼はほぼ幼羽となりました。胸と脇の軸斑もはっきりとしてきました。 今シーズンはどんな成長ぶりとなるか楽しみです。 (幼羽が揃う時期) 幼鳥は、孵化後2週間ぐらいで幼羽が生え始め約4週齢で生え揃います。 その後、第2暦年の3月ごろに換羽が始まる間、完全な幼鳥の羽衣となります。 (写真) 一枚目:2023年6月8日、二枚目:2022年6月29日 三枚目2022年7月4日、四枚目:2022年7月6日、 五枚目:2022年7月7日、六枚目2022年7月12日、 七枚目:2022年7月14日撮影(いずれも巣立ちまではブラインドから撮影)
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最終更新日
2023.06.09 11:16:11
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