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テーマ:野鳥好きっ♪(15876)
先日、都内水元公園で濃色化したヤマガラを観察していた折、近くにいらっしゃた方と冬の小鳥の話しになり、アオジを見かける頻度が低くなった気がするということを聞きました。全国鳥類繁殖分布調査の結果、アオジの分布が年代を追うごとに北にあがっていることが判明していることをお話ししました。 植田(2023)は、全国鳥類繁殖分布調査の結果を整理し報告しています。 その中でアオジについて、1970年代、1990年代、2010年代の分布をみてみると、西日本の記録が減少しているのがわかり、分布が年代を追うごとに北へと切りあがっているのがわかると述べています。 主要な分布域の北海道の個体数をみても南で減っている傾向が見え、1990年代と2010年代の現地調査の結果を比較し個体数の増減を緯度別に見てみると、減少している調査地が多く、北では増加傾向にあることがわかったと記しています。 みなさんの身近なフィールドのアオジはいかがでしょうか。 (引用) 植田睦之.2023.日本の森の鳥の変化 アオジ.バードリサーチニュース 2023年12月. (写真) 2023年1月8日柏市柏の葉公園、2023年12月28日柏市内で撮影
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最終更新日
2024.01.30 12:59:23
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