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テーマ:野鳥好きっ♪(15884)
朝から雨でしたので、夏鳥の画像や鳴き声などを予習。 そのうち、長野県戸隠、飯縄高原、白馬、福島県五色沼などで堪能したノジコについて観察したフィールドは、 いずれも豪雪地帯として知られる場所であることに気づきました。 どうしてと思い文献を調べてみました。 出口(2017)が、ノジコの分布や生息環境などについて知見を整理し報告しているのを見つけました。 日本では冬にはいないが、繁殖地は豪雪地帯の新潟県と重なっていることを紹介しています。 そして、ノジコが多雪地特有の低木を中心とする雪崩植生が存在し、豊富な雪解け水により湿潤な環境が形成されやすいという点が可能性として考えられると記しています。 あわせて、残雪のある頃に繁殖地に渡来し、限られた利用可能な環境でつがい形成を行った後に雪解けによる利用可能環境の拡大に伴ってなわばり分散を行うのではないかと報告しています。 雪解け水による湿潤な環境があるかどうか、フィールドに出かけた折、注目してみようと思います。 (引用) 出口翔大.2017.ノジコ 雪国育ち.Bird Research News Vol.14 No.6.p1-2. (写真)2020年7月2日長野県戸隠で撮影
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最終更新日
2024.05.20 18:34:28
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