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2009.01.19
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カテゴリ:オカルト、夢

(今回は園芸ネタではありません。適当にスルーしてね。
 知る人ぞ知るkaeruの心理オカルト?のうだうだ。
 もしやとてもありふれた事かもしれないが、
 kaeruとしてはとても驚いた年末30日の体験。)


kaeruが種まきしたイングリッシュデージーはまだ全然育ってないけど
junko's gardenからいただいた朝顔の土から一人生えした苗が咲いた。


昨年は12月27日土曜日から仕事は年末年始休みに入った。
kaeruはまずは年内に終わらせねばならない庭仕事に励み
次は年末ポイント大掃除を目指し、自分なりに体を極限使っていた。
残念ながらkaeruは筋力体力に恵まれていない。
オットが休みに入った30日(火)の時点ではもうばてばてだった。
日常「まったく」掃除をしないオットとほんの1、2日ながら
一緒に掃除できるのを楽しみにしていたのに。
が、彼は体調を崩していて、忙しく立ち働くkaeruの前で
寒そうな寝間着のままこたつに潜り込み、
テレビを見て半端な養生をしていた。
kaeruは疲れると大変キレやすくなる。
ついオットにイヤミを言ってしまい、寝室に追いやった。

それはいいが自分ももう体が動かなかった。
無理して起きていたってもう働けないのはわかっていた。
一休み、一眠りしてペースダウンし、
諦める仕事を諦め、計画の再編成をしなければ。
自分の心身の健康を損なった上にオットまで損ね
楽しい正月が迎えられなくなっては本末転倒だと。
年始の客が来るわけでもない夫婦二人暮らし、
本当は何もする必要はないと考える事もできるのは知っている。
でも年末と思うからこそ頑張れる事もあるのに。
やりたい事が山積みなのに
全然こなしていけない自分が情けなかった。
オットに当たった自分自身が情けなかった。
たったそれだけの事だ、
だが、たまたま神棚のある部屋を掃除していたので
「もう頑張れません、助けて。何か返事して」と
思わず心のうちで叫んで泣けてしまった。
神頼みってことだ。

そんな事で神をあてにする自分の軟弱さにまたうんざりした。
愛読している某実在霊能者の体験シリーズ漫画では
そんな力のある霊能者さんですら
もう限界と言って血を吐いて倒れるまで頑張ってから
はじめて自分の守護霊に助けを求めているのに
(守護霊はその段になって初めて状況を見てくれて
これは自分では?お前では?手に負えない、
わたしから守護神に頼んでみようと言うのだ。
.....守護霊っていつも見守っているわけじゃないのかねぇ???)
自分のように低レベルで守護霊とのアクセスすらない人間が
この程度の頑張りで神の助力などいただける筈ないじゃないなどと
オカルトマニアならでの妙な自己批判をしたりした。

で、ついにベッドに行く事にしたのだが、
ベッドに入って体が温まるまで少々本を読むのはkaeruの毎度だ。
で、新しい読み物は持っていなかったので
本棚にあった江原啓之氏の本などをよりによって持ち込んだ。
スピリチュアルカウンセラーなる江原さん本人は
結構好きだが、この本は正直面白くなかった。
生真面目すぎる性格が災いして直球過ぎ、説教臭いのだ。
ぺらとめくって見出しの1つである
「あなたは幸せになるために生まれてきました」の
一文を見ただけで既にうんざりした。

根性の曲がったkaeruはこう考えた。
人生の目的は幸福か?
修行だの成長だの魂を磨くだのではないのか?
幸福を求める気持ちなんて、
本来のゴールに向かおうとしない人間を
どうにか動機づけるべく設定された
馬の前に吊るされたニンジンに過ぎないのでは?
本当は自分で道理をわきまえゴールを目指すべきなのに
こんなニンジンで釣らねばならないとは
何て阿呆で手のかかる奴なんだと本当は後ろの方々は
うんざりしているんじゃないのか?

と荒んだ気持ちを一層荒ませて眠りについたkaeruの頭?に
昼寝から目覚めた途端浮かんだ着想。メッセージ...?
自分ではとっても意外だったのです、
良かったら皆さんちょっと立ち止まって考えていただけますか?
こんなkaeruにどんな言葉がやってきたのか。

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こんな言葉が浮かんだのです。

胸を張って幸せでいなさい。
 お前がここ数日どれほど家の、庭のために頑張ったか、
 わたしが?家、庭が?一番良く知っている。


自分の努力が不十分と自責せず、という事だ。

泣けました、
こういうメッセージ?に対して例によって
「こころとは傷ついた自分を休ませるためになら
どんな心地よい台詞でも編み出してくるものなのだなあ。」
と反射的に思うわたしだけど、それでも。
普段の意識の自分ではけして思いつけないこの言葉に。

............幸せでいていいのか。
見ていてくれているのか、
これも良しと思ってくれているのか。


ふちのピンクが愛しい。

そう思ったすぐから

何て自分は自分に過酷なんだろう、
で、他人にだけ過酷にしているつもりはないが、
自分自身と同じ調子で扱われるわたしの周辺の人々は
どれほど苦しいおもいをしているだろう。
ましてやわたしの周辺には
他人には(好きな人には)優しくするけど、
それだけに相手からの厳しさに極端に弱い人々が多い。
たとえその人のために良かれと思って言われた指摘でも
その人を守るためにもうけられた制限でも、
すべて「味方と思っていたのに敵だったのね」と受け取る
らしいのを近年重なる失敗でようやく気付いて来た。
わたしが自分にきついのはそれなりの生育歴があったからだが、
そういうキツいありがたい助言批判にさらされ続けて
生き延びて来たわたし程にこの人達は強くない。
............過酷すぎる事は良くない、ましてや他人には。
自分にだって本当は良くなかったわけだが。

などと早速次なる反省モードに入っている自分、
何と前向きな努力家なのか(-.-;)。
この考えもとても大事な気付きだと理解しているが、
一時自分の中でストップをかける。
自分自身があまりにエネルギーを使い果たし
しかも満足感を持たない状態で長期間生き続けて来たのだ。
他人を思う前に今はまず自分が幸せでいよう。
この言葉がわたしを存分に満たすまで。
次の事は留め置いて、今はまずは。

そんな事を考えていた年末だったのでした。





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最終更新日  2009.01.20 06:58:24
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