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2006.05.17
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カテゴリ:理科好き情報
サナダ虫を真剣に飼ってみたいと思ったことがあると前回語ったが、現在、楽天オークションにもヤフーオークションにも出品されていない。
あたりまえだが生き物は出品禁止品である。医師法、薬事法にも抵触するそうだ。
飼ってみたい最大の理由は花粉症改善である。ダイエット効果もあるらしい。便秘に悩む方にも良いそうだ。

寄生虫とは、宿主から栄養をもらって生きている生物である。
野生生物にとってみれば自らの生命活動を維持できるギリギリの生活をしているので迷惑な存在である。
中には宿主の動物の体型を変えたり、中には宿主の行動をコントロールする奴もいる。
槍型吸虫の種類でアリを中間宿主とするものは、羊の体内に入るためにアリを羊の餌になりそうな草の上に移動させるという。
アリにとっては自殺行為なのだ。正にエイリアンである。

さて、人間にとってサナダ虫は現在のところ寄生虫扱いなのだが、実は共生生物なのではないかという説もある。
共生生物とはイソギンチャクとカクレクマノミのように互いに有益な存在のことをいうのだが、サナダ虫がこれに該当するのでは?という。
人体にダメージを与える寄生虫は論外だが、サナダ虫はダメージが少ないのだ。

吸血しない、吸血する奴は貧血などダメージ大きい。
消化器系のみに寄生して、他の内臓へは移動しない。他の内臓に移動する寄生虫は命に関わるぞ。
痛みかゆみがない、自覚症状が全くないそうだ。
他人に感染しない、お尻の穴を舐めるといった○態プレイをすれば感染するかもしれないが(卵からの感染は通常しない)。
これらの条件を満たす生物なのである。
知人の臨床検査技師にも聞いたが、確かに害は少ないそうだ。
でも彼は実際に虫下しで出てきた虫を洗って標本にしたことがあるそうなので、あんなものが体内にいると考えただけで気持ち悪くてダメだそうだ。





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Last updated  2006.05.17 16:50:57
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