000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

今年もかいちょー?

今年もかいちょー?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

かいちょー0011

かいちょー0011

コメント新着

毎日放送ボイス@ 名倉小学校のPTA会長が当事者として出演 http://www.mbs.jp/voice/special/201108/…
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/tubh45s/ ア…
ディック橋本@ ギリ3人です(笑) http://iikoto.chories.net/lpvb1qb/ 降…
しっかり者@ 今からドキドキしてるんですけど。。 昨日ホテルで女性2人に乳-首&フェ-ラ攻…
すぱいす@ なんぞコレおもしろ!!!! とりあえずは今月の目標50万かなー? …

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006年08月10日
XML
カテゴリ:つぶやき
 今日もPTAは平穏無事ですので、英語教育について。

 これまで中学高校と英語を勉強してきて、それを小学校にまで拡大するのはなぜなんでしょう?

 いや、「より高い英語力を身につける」ため、ってことは当然です。
 じゃあ、小学校から英語教育をスタートすれば、結果として「より高い英語力を身につける」ことができるはず、ってことですよね。
 それはなんで?

 もちろん、
『幼い子どものほうが吸収力が高いんだから、英語の学習を始めるのも早ければ早いほどいい』
からですよね?

 ところが、「外国語の学習は、幼いときにはじめればはじめるほど良い」という理論を裏付ける学説やデータが、なかなか見つからないんです。
 逆に、そうでもないよ、っていう研究はいくつか見つかりました。

 たとえば、第二言語習得論を研究しているコーネル大学アジア研究学科准教授の白井恭弘氏は、著書『外国語学習に成功する人、しない人―第二言語習得論への招待』の中でこう述べています。

――――以下引用――――
 一般的には、「外国語学習は若いほど有利」というのが、いわゆる常識的な理解でした。ところが、第二言語習得研究者がデータを集めて検討したところ、もう少し洗練された一般化が出てきました。それは、子どもと大人を比べた場合には、「大人のほうが早いが、子どものほうが優れている(Older is faster, younger is better)」というものです。つまり、大人のほうが、自分のもっている認知能力を使って短期的には素早く学習することができる。ところが、何年も経ってくると、若いときに始めた人のほうが、より母語話者に近い外国語を身につけるようになる、ということです。
――――引用終わり――――

「えっ! ホントですかー?」と感じる方がけっこういらっしゃるんじゃないでしょうか。
「だって、アメリカに行った幼児、あっというまに英語ペラペラになるじゃないですか。お母さんはちっとも英語上手にならないのに」という声が聞こえてきそうです。
 アメリカに行った幼児は、英語を第二の母語として、生活語として身につけていきます。週に数時間なんてペースじゃなく、毎日十数時間。ホントは、大人だってこうした生活を続ければ英語を身につけることができるはずなんですが、家にこもって日本語のDVD見たり、他の日本人と喋ったりしてるから、なかなか上手くならないんでしょうね。
 白井恭弘氏は、英語を“外国語”として学習する場合については、「大人のほうが早いが、子どものほうが優れている」と述べているわけです。

 あるいは、広島修道大学教授の山田雄一郎氏(英語教育学)は『英語教育はなぜ間違うのか』の中でこう言っています。

――――以下引用――――
 では、外国語の早期教育は、全く効果がないのだろうか。必ずしもそうではない。しかし、効果は限定的であるというのが、大方の専門家の意見である。彼らの意見は、次の二つに整理される。
 一つは、「早ければ早いほどよい」という社会的通念は間違っており、外国語学習に関しては、大人の方が子どもより優れているとする立場である。
 他の一つは、この通念は、部分的には有効であるとする立場である。指摘されている唯一の利点は、発音である。発音は模倣的な要素が勝っているため、早く始めることが有利に働く場合が多い。
――――引用終わり――――

 要するに、英語を母語とする人に近いレベルで英語を喋ることができるようになるには、学習を早く始めたほうが有利だけれど、発音以外の面では早く始めたからといって有利じゃありませんよ、ってことです。

 さて、小学校での英語教育を推進しようとしている方々は、「日本人すべてが、英語を母語とする人と同じように流暢に英語を喋れるようになるべきだ」と言いたいんでしょうか?

 わたしは、「そんな必要、ないでしょ」と思うわけです。
 しかも、週に1時間とかいったレベルでの学習じゃ、発音がキレイになる効果も得られっこないんじゃないのかなぁ。もし、学校教育のみで「日本人すべてが、英語を母語とする人と同じように流暢に英語を喋れるようになるべき」とするなら、シンガポール並みに「小学校で週5時間、中学校で週7時間、さらに他教科の一部でも英語での指導を行う」なんてのが必要になってくるはずです。
(いや、シンガポールでは英語は生活語のひとつでもあるんだから、もっと必要でしょうか。お母さんお父さんが英語で話しかけたり、テレビ番組の3分の1ぐらいは英語で放映するって環境なら、これぐらいでいいのかな)

*************

 小学校から英語学習をはじめることは、特段効率的ではない、というのが大方の研究者の共通認識だとしても、だからやっちゃいけないってことはないですよ。
 学習効果って、投入した時間にある程度は左右されるんだから(それよりも意欲とか主体性の方が重要だろうけれど)、中学高校800時間の英語学習に加えて、小学校で何百時間か追加で勉強すれば、そのぶんいくばくかの効果は期待できるんでしょうから。もしかしたら、発音もすこしはキレイになるかもしれません。

 でも、中学高校の英語学習を週に1時間なり2時間増やすほうが、より効率的みたいです。

 それでもやっぱり、英語学習は小学校からはじめてほしいって、みなさん思います?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年08月11日 01時07分32秒
コメント(12) | コメントを書く
[つぶやき] カテゴリの最新記事


カレンダー

フリーページ

バックナンバー

・2024年06月
・2024年05月
・2024年04月
・2024年03月
・2024年02月
・2024年01月
・2023年12月
・2023年11月
・2023年10月
・2023年09月

お気に入りブログ

今日も元気で りうりう*さん
元PTA会長のやっ… oribe77さん

© Rakuten Group, Inc.