カテゴリ:歴史の話
大河ドラマ『平清盛』第34回「白河院の伝言」の感想です。
思わぬタイミングでの総集編回。 演出的に、和風ホラーな回でしたね。 いやあ、改めて観ても白河院は怖いですわ。 よくよく考えてみると、番組序盤は全体的に怖かったんだと、実感しました。 今回は、清盛の大病という平家物語に忠実な話でしたが、 メインの舞台は、清盛の「胎児の記憶」と「霊界(?)」。 過去の大河にここまでの異次元展開ってありましたか? 私はちょっと覚えていません。 構成が、まるでアニメの総集編回のようで。 大河がなにかを一つ突き抜けたような気がしました。 後白河院って、清盛のこと心配していたんですね。 白河院のように単なる強敵ではなく、後白河院は敵であり親友だと。 源平合戦が近づくと当然二人は敵対するわけですが、そこへの流れをこのあと どのように処理するのか? 楽しみがまた一つ増えました。 ――――― 第34回「白河院の伝言」あらすじ 1168年、突然熱病におかされ意識を失い、病床に伏した平清盛(松山ケンイチ)。手元の薬では治せず、祈るよりほかに手だてはない。万一の事態も覚悟し、今は落ち着いてなすべきことをせよと、時子(深田恭子)は一門に命じる。 清盛危篤の知らせは、たちまち都のみならず、后の滋子(成海璃子)とともに熊野詣でに向かう途上の後白河上皇(松田翔太)や、果ては源頼朝(岡田将生)の暮らす伊豆にまで届く。後白河上皇の一行は、この一大事に御所を空けていては危ういと判断し、京へとってかえすが、その途上で大雨に見舞われ、足止めを食らう。 清盛が回復するまで一時的に長男・重盛(窪田正孝)が平家を率いることになった。しかし時子の弟・時忠(森田剛)は三男・宗盛(石黒英雄)に、清盛が亡くなった場合は棟梁になれとけしかける。 死の淵をさまよう清盛の意識は、時をさかのぼって胎児のころに飛び、生母・舞子(吹石一恵)の腹の中へとたどりつく。 ――――― 次回、第35回「わが都、福原」。ついに舞台は神戸へ移ります。 それにしても、「清盛紀行」はなぜ室津だったんでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.09.02 23:52:13
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