カテゴリ:印象に残っている人たち!
昨日は、独立する前在籍していた先輩の話でしたが、今日はその時の後輩の話をしましょう。
以前メルマガにも書いたことがあります。 人は良い人悪い人といるのですが、それを正確に分けるのは難しいですね。 何が基準か、ということにもなりますし、一人で両面持っていることもあります。 今日の主役の後輩は、第一印象は非常に好感を持たれるタイプでした。 私が第一印象が悪く、マイナスから人付き合いを始めなければいけなかったのに比べたら雲泥の差です(笑)。 そして、人の顔色を見て、ご機嫌を取ったり離れていったり、正に世渡りの天才でした。 これまた上司とケンカばかりしていた私とは、上司の受けのよさも比較にはなりませんでした(笑)。 但し、欠点としてはとにかくルーズでした。 お客さんとの約束、時間、特にお金の面では、入社して半年程経った頃から、サラ金から督促が会社にあったりで、他の社員は呆れていましたね。 しかし、天性の世渡り上手で、お客さんも上司も彼のペースにはめられ許してしまうのです。 これをどちらかと言うと、意識せずに自然に出来るのですから、正に『魔性の男?』という感じでしたね。 サラ金の借金は親が立て替えたと聞きましたが、そのうち会社の金も少しずつ手を付け始めました。 最初は、社員から集めた飲食店の会費をネコババすることから始まりました。 会費だけ集めて、飲食店には附けにしておくのですから、直ぐには分かりません(笑)。 そして、次は集金の金を数万ですが、ネコババしました。 これで万事休すと思っていたらそうはならず、上司が直接管理することになり、いつの間にか上司のお気に入りとなっていました(笑)。 『魔性の男?』恐るべしです。 最初は小さかったネコババも、持って生まれた素質が開花して、巧妙に尚且つ大胆になっていきます。 私は、この時期は既に辞めていたので、噂だけで具体的には知らなかったのですが、昨日、先輩から話を聞いて、改めて成長した『魔性の男?』を知りました。 次に考えたのが、制御盤などの装置物を受注した場合、会社とは関係なく、彼個人で商売をするのです。 装置物は、物によっては下手すると赤字になりますから、直ぐに赤字を出し、困った彼は、ある外注先から50万借りて穴埋めしました。 会社には内緒にです。 この事は、私も後にこの外注先から直接聞きましたが、今も貸した金は戻ってきていません(笑)。 しかし、こんなことでおとなしくなる『魔性の男?』ではありません。 次は、いよいよ数千万円のネコババ事件が発覚する事になるのです。 巧妙に尚且つ大胆に、『魔性の男?』はどこまで成長するのか?。 ・・・続きは明日。 今日はこれにて帰ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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