カテゴリ:敗者復活戦!
『敗者復活戦』《凡人の独立編》 第18話
(メルマガ敗者復活戦保存版) 訪問販売、そして店頭販売での経験は、大学へ行くより貴重なものでした。 しかし、故郷に帰ってその経験を活かすことが出来るのか?。 現実の壁の前では立ち往生するしかないのか?。 第18話スタート! ●職人さんたちと飯を食う、そして汗をかく! 30人の職人さんたちから口を聞いてもらえず、話せるのはパートの事務員さんだけ、というのは辛いものです。 何とか、職人さんたちに口を聞いてもらうには、と始めたのが昼の弁当を一緒に食べることでした。 そんなくだらない、と思われるかもしれませんが、こんな些細なことが大切なんですね。・・・と偉そうに言える立場ではありません(笑)。 私自身、すべて後から分かったことでした。 それまで、プレハブの2階の事務所で事務員さんと一緒に食べていました。 ある日、昼になって弁当を持って下に降りて行き、1階の休憩所に入ったのですが、皆のきつい視線は今でも鮮明に覚えています。 引きつった顔で「今日から下で食べます」と作り笑いをして、部屋の奥に座り食べ始めました。 すると、強烈な一言が。 「あんたは、上で食べんね。上の方が良かろうもん」 喧嘩を売られているわけではありませんが、ちょっとカチンッと来ましたね。 気まずい雰囲気になり、部屋の中がし~んと静まり返ってしまいました。 すると、職長が「まあ、よかたい。下で食べたかと言よるなら、それでよかじゃなかか」と助け船を出してくれたのです。 それからは、徐々にではありますが打ち解けて、皆さんから口を聞いてもらえるようになりました。 そして、時々加工場の後片付けや掃除も手伝い、気軽に話せるようになり、会社へ行くのにやっと苦痛を感じなくなりましたね。 横浜時代、若い連中ばかりの職場で和気あいあいとやっていましたので、人に気を遣うこととか人間関係など勉強になりました。 しかし、どうしても我慢ができない男が一人いました。 それは、年は60代後半で、たまに出て来ては人を怒鳴り散らすのです。 お分かりだと思いますが、この会社の社長です。 正に叩き上げで、気が荒い職人達を使ってきたのですから、並の「じいさん?」ではありませんでした。 ある日、私が加工場に溜まったゴミを燃やしていると、いきなり後ろから怒鳴ってきました。 その時は私も、ゴミを燃やすくらいですから、気が緩みボーッとしていたのかもしれません。 私は、いきなり怒鳴られたので・・・我を忘れてしまいました。 そして、社長に向かって・・・・。 ・・・続きをお楽しみに!。 それではまた。 見掛けによらずシャイ?な私は、かなりの人見知り???クリックよろしく! 『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ! 会社のサイトです。 こんな仕事をやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/08/26 09:14:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[敗者復活戦!] カテゴリの最新記事
|
|