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カテゴリ:ドラマ・映画
![]() ヤン様ことヤン・シュヴァンクマイエル監督最新作の映画である。 年々ヤン様の映画はヤン様度が低下の一途を辿っているのは、チェコが民主化して重石が無くなっちゃったからなんじゃないかと愚考。 と、いきなり愚痴から始めたくなるしょんぼり映画でした。 人形アニメするのが肉だけってのはちょっとなぁ。 肉アニメは1発ネタとしては薄いよぅ。 肉イあんチクショウとかいわれちゃうぞ。 冒頭で言い訳っぽく解説とかしちゃうのもお茶目と思いつつもヤン様っぽくない。 まぁ勝手な思い込みなんだけれども。 政治や体制についてストレート過ぎなほど愚直なアイロニーをやっちゃうとこは、まぁいつものヤン節といえなくもないですが、そのへんもいい加減食傷かも。 ポーやマルキ・ド・サドに材を採ったとのことですが、いまどきサドみたく必死こいて神を否定する態度というのは、クリスチャンでもない自分には若干の違和感を禁じえない。 せめて悦楽共犯者の時みたく、早回しとかもっと使ってくれれば愉しかったかも・・・ 一緒に観た漫研の後輩・城戸先生はヤン様初体験ということで、表現のケレン味をそれなりに楽しめたようでした。 とりあえず隣県までお越しいただいた甲斐はあったかな? ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月25日 02時35分52秒
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