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林鳥巣のどっちらけ

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カテゴリ:ドラマ・映画


TIA・・・
コミティアの略ではない(笑)。
”This is Africa”である。
資源発見→利権を巡って内戦→新政府成立→資源の独占と汚職・暴政→反乱→以降エンドレス
ってなアフリカ諸国の現実を指す言葉と思われる。
今はこれにもれなくAIDS禍がついてくるのだからジャパネットたかだはあなどれない。

ブラッド・ダイヤモンドを観たのですよ。

シエラレオネギニア南アフリカ英国を舞台に紛争ダイヤモンドの闇を題材として物議を醸し、アカデミー賞を受賞した作品でございます。
ラストサムライはともかくとして、グローリーは大好きな映画だったので、「ディカプリオねぇ・・・」と思いつつ見に行きまった。

いやぁ骨太!!
素晴らしい映画ですよこれは。
傑作ノンフィクション戦争請負会社子ども兵の戦争を2冊いっぺんに読んだようだ。
思わず何度か目頭を熱くした。


ハリウッドでは、少年兵育成のプロセスを最初から最後まで通して紹介している映画って、初めてなのでは?(シリアナでは自爆要員の勧誘→養成→特攻プロセスが描かれていたが)
まぁ、シエラレオネ政府も協賛の映画、ってことでRUF(革命統一戦線)側の少年兵しか出てこないのは不満でしたが。

ディカプリオが案外ワイルドで実に良い味を出していた。
フンスーはアホだがマジメなお父さん役で、凄まじい演技だった。
ブラックホークダウンと違って、何台ものテクニカルに開けた場所で襲われるシーンは、絶望するほど怖かった
どっかのミリタリー誌映画レビューでも触れられていたが、スーパーハインドの空爆が実に格好良かった。
これに比べたらティアーズ・オブ・ザ・サンの対地掃射シーンなんてカスだ!
やっぱ怖ェよハインド

前半、ディカぷーが大佐とアフリカから出られる・出られないの話をしたり、赤土を握って「この大陸で流された血の色だと云われている」なんて言い始めたあたりでオチが読めたのは微妙だったけど、これほどまでにメッセージ性の強い映画であるにも関わらず(ダイヤの広告を載せる雑誌まで批判する台詞がある)緩急自在、巧みな展開とハードなアクションで最後まで全く飽きさせない、素晴らしい娯楽作品に仕上がっている。

万人にお奨めできる作品。
みんな見れ。
つーかネコ玉さんと観に行くべき映画だったなぁこれは。





















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Last updated  2007年04月20日 04時05分26秒
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