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まつにっき

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2005年11月24日
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カテゴリ:小説
夜景に見とれていると、
羽鳥くんがふと、つぶやいた。

「中学校の卒業式のこと、覚えてる?」


私は、内心「うわ~核心をついてきたよ」と焦った。
「う、うん、覚えてるよ~ハハ」と、苦笑いで返した。


「あのとき、お礼だけ言って走ったじゃん。
もらわれて、結構、嬉しかったんだよ。

その思いを伝えようと、手紙でも書こうか電話しようか
迷ったのだけど、やっぱ恥ずかしくてねぇ。青春だったなぁ」

「そうなんだ~」私は、ホッと一安心した。
何か不審に思われていないか心配だったからである。


「第二ボタンの始まりって、知ってる?」
と、羽鳥くんが尋ねてきた。

「学生服の二番目のボタンなのは、その人の心臓、
つまり、心に近いからでしょ」と私は、答えた。

「そうらしいね~今から話すことは一番最初に、
第二ボタンをあげた物語だよ」と彼は教えてくれた。

「へぇ~ぜひとも、知りたいなぁ」
私は、特に疑問もなく興味がわいてきた。





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Last updated  2005年11月24日 13時10分28秒



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