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カテゴリ:本読み記録
人気作家、宮部みゆきさんの長編小説デビュー作品であり、
私にとっても宮部作品デビューで且つ 宮部作品ではNo1フェイバリットである 「パーフェクト・ブルー」が 少し前にWOWOWでドラマ映像化され、放映された。 ******************** 直木賞受賞作の「理由」をはじめ、「模倣犯」「火車」「楽園」など、幅広いジャンルで数々の傑作・ベストセラー作品を上梓してきた日本を代表する小説家・宮部みゆき。これまで「理由」「長い長い殺人」と好評を博してきた「宮部みゆきxドラマW」のコラボレーション第三弾は、彼女の衝撃の長編デビュー作「パーフェクト・ブルー」。 主演は愛くるしい笑顔と独特の存在感で映画、ドラマに大活躍の加藤ローサ。彼女とフレッシュなコンビを組むのは「Q.E.D. 証明終了」でも好演するなど若手実力派の呼び声も高い中村蒼。この二人のコンビを、石黒賢、宅麻伸などのベテランの俳優陣が支える重厚感のある布陣。 監督は「あしたの、喜多善男」(第25回ATP賞テレビグランプリ2008ドラマ部門最優秀賞)等でスタイリッシュな映像に定評のある下山天。「長い長い殺人」同様、複数の章で構成された緻密な群像劇はまさに宮部ワールド。観る者を捕らえて離さない極上の社会派ヒューマンミステリーの誕生です。 <ストーリー> 事件は超高校級と謳われ将来を嘱望されていた高校球児の殺人事件から始まる。 たまたま彼の父である諸岡三郎(石黒賢)から、もう一人の息子である弟の進也(中村蒼)の捜索を頼まれていた探偵事務所の加代子(加藤ローサ)は、進也にかけられた兄殺しの容疑を晴らすべく、父親の探偵事務所長の浩一郎(宅麻伸)、愛犬のマサと真相の究明に乗り出す。 時を同じくして、巨大製薬会社である三友製薬内でも事件が起きていた。三友製薬が過去に開発した薬品の治験方法をネタに、三友製薬に恨みを持つ結城(津田寛治)が強請をかけていたのだ。社長の幸田(大杉漣)から内密に処理すべく指示を受けた社員の木原(小市慢太郎)は、極秘裏に対応を行おうとするが、三友製薬の負の所業を知るにつれ、どう対応するべきか次第に悩み始める。 徐々に繋がりを見せる二つの事件。登場人物それぞれの苦悩の果てに見える事件の真相とは? ************************* 録画したものをやっと、昨日鑑賞した。 いやーーー、良かった。 娘なっちと一緒に見たのだけれど、二人で 「映画みたいだったねえ・・・。」と 偉そうに批評しあったのでした。 出演者も見事に、豪華俳優陣揃い踏み、でしたが 脚本も、原作の気合の入った持味をまったく損なうことなく 無理の無いものに仕上がっていたように思います。 何しろ大好きなお話だったので 若干、心配しながら見たのですが 文句ありません。 うわー、このストーリー系列の他の作品も見たいなあ、 作ってくれないかなあ、と 思ってしまいました。 *元・警察犬マサ作品や、 他の蓮見探偵事務所系のもの、など。 宮部作品といえば、火車、理由、模倣犯・・・といった 時事ネタ満載の重厚な作品・・・がなんといっても 評価されているかなあといったところですが、 私は宮部さんの少年少女達への愛(クサイ?)が溢れた 作品が大好きなのであります。 デビュー作の「我らが隣人の犯罪」 「ステップ・ファーザー・ステップ」 少年たち、が頑張るシリーズの「今夜は眠れない」「夢にも思わない」など・・・ 「龍は眠る」はちょっと暗すぎたかな・・・ 怒られそうですが「理由」は正直 何で評価されてるの??って思ってしまう内容・・・ 「蒲生邸事件」もボコボコに怒られそうですが、 ぶっちゃけかなり(ダメ、つまらん)だろう・・・と思ってます。 ファンタジーは・・・眠くなりました・・・ クロスファイアまでは、うん、まあ・・・わからなくもない、と 思っていたんですが。 ともかく、パーフェクト・ブルー!いやあ、良かったです。 ぜひ一読を♪それとチャンスがあったら ぜひ、映像のほうも・・・♪ 宮部作品好きなら絶対面白いと、思います♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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