2009年10月15日(木) 22日目(ベリーズ2日目)
昨日、バス置き去られ事件に会い、行き着けなかった、キーカーカー島へ
移動です。ベリーズシティのど真ん中、スイング橋のたもとに、ボートタクシー
乗り場があります。出発しました。
船と言わず、ボートタクシーと言われるように、小さい船です。
イスラ・ムヘーレス島や、コスメル島へ行くような、りっぱな船ではありません。
幾つかの島を横目で見て、45分も乗ると、キーカーカー島が見えて来ました。
ここでも、沢山の宿を見て廻りました。
この島、全長7キロしかない小さな島です。中心部は、1キロ以内に
ほとんどの施設がありますので、沢山見ても、大した時間は必要ないです。
中心地の北方にある、ホテル・トロピカル・スターにしました。
ダブルベッドが二つも入っている大きな部屋で、勿論、トイレも付いてます。
ベランダに出れば、海がすぐそこで、涼しい海風が、そよいで来ます。
僕の部屋の前の、ベランダです。
ここを選んだ理由の一つに、無線ランが24時間無料で使えるのです。
貧乏旅人兼ブロガーの僕としては、このサービスは大きいです。
ベランダで、ゆったりネットにつなげます。
それに、それに、バスタブがあるのです! 驚きました。
今回の旅に出て、初めてのバスタブ。
しかも、しかも、お湯も出ます。どっぷりでます。
さらに、さらに、ちゃんとバスタブに、お湯も溜まるのです。
などと言うと、当たり前じゃ! バスタブにお湯がはれないでどうすんじゃ!
と、お怒りの言葉が出てくるでしょうが、なになに、さにあらず。
バスタブなんて、使わない国の方が多いですから、排水栓がなかったり、
壊れてたり、する所が多いのです。
お湯を満たして、ゆっくり寝転がりました。
あ~ぁ、気持ちええなー! 日本人を心ゆくまで、味わいました。
その後、このキーカーカーの中心地を散歩して見ました。
気付き事項として、
1.舗装道路が一つもありません。
埃が大変だろうと、思うでしょうは、車はゴルフカートのようなのしか
走ってませんので、気になりません。
2.スーパーは、中国人経営がほとんど。
4軒ほど行って見ましたが、みんな中国人です。
そう言えば、ベリースシティのスーパーも、中国人でした。そこは、鉄格子、
金網の向こうに商品が置いてあり、中には入れません。欲しい商品を言うと、
小さな穴から、出してくれます。
治安が、悪いのだなー! と思いましたなー。 それを見て、
こんな売り方をしているのを、どっかで見た記憶があります。
インドのコヴァーラムって言う、僕の好きなリゾート地の酒屋さんです。
同じように鉄格子の中に商品がありました。
ホテルの近くのスーパー。
若い女性の店員が、「どこから来ました」って言うので、「中国」と答えました。
ここまで、英語。
以下は中国語。
「えぇー! 日本人かと思った! 中国のどこから?」
「蘇州。 あなたはどこから?」
しばし、中国語で会話しました。彼女、ここへ来て、まだ1年だそうです。
そして、彼女は、どうも僕が中国人であると、信用したようです。
ええー? と言うことは? おおー! あっしの中国語もかなりなレベルに
あるって事ですなー! うふふ。ちょっと気分よし。
しかし、騙すのは良くない。ここに滞在中、ほんとの事を言わねばな。
3.物価は高い。
ビール小瓶1本、200円です。コスメル島では、缶ビール6缶で400円強。
3倍ですなー! 高すぎまっせ!
カップヌードル100円。コスメル島では、20円位でした。5倍じゃ!
ダイビングが1万8千円弱。コスメル島では、7千円。
ここへ来た目的が、ダイビングだったのですが、あまりの高さに、もう
潜る意欲を失いました。
世界の超高級リゾートへ行ったって、こんな高いダイビングは経験
ありません。ちょっとふざけてるなー。この島、観光客来なくなるぞ!
近くのメキシコには、美しい海でも、半額以下で潜れるのだから・・・。
まぁ、でも、車は走ってないし、ちっちゃな島で、ゆったり気分は最高なのです。
マレー半島の東に浮かぶ、ティオマン島を思い浮かべる雰囲気です。
ですが、物価が高すぎます。長居は出来ませんな。
お金持ち以外に、お奨め出来ません。
ここなら、コスメル島の方が、ずっと良いです。