貧乏旅人　アジアの星一番が行く　世界への旅

チェンマイを出発しようと空港へ行ったのが、３月１９日（火）。
重慶に辿り着いたのが、昨日、２１日（木）。何と、３日もかかりました。

あちこち、旅に出かけますが、こんなトラブル続きは、初めてです。

疲れました～！
ですが、重慶のアパートで、一晩、ぐっすり寝たら、元気が戻りました。
それで、その経緯を記載する事にします。



フライトは、３月１９日（火）、２３時１５分、中国東方航空、昆明行きです。
２カ月滞在した、宿の精算を行い、又、いつ来るか分からないものの、ゴルフバッグや、
テニスラケット、生活用品を、宿に預けて、２１時に出発しました。

チェンマイ、良いなー！　などと感慨に耽りながら、チェンマイ空港に到着。
はてさて、チェックインカウンターは、何番じゃろ？　と掲示板を見ます。

ん？

あれ？

ないぞ？

昆明行きの、フライトが表示されていません。
おかしいなー？　と他の電光掲示板も見ました。２３時５０分の、
最終出発便まで、表示されていますが、やはり、昆明行きはありません。

全部の荷物をもって、エッチラオッチラと、国際便のインフォーメーションセンターへ
行きますと、誰～も、いません。空港職員を見つけて、聞くと、国内便の方で
聞いてくれ、と言われます。

またもや、エッチラオッチラ、荷物を抱えて、移動します。
この頃、何かおかしいぞ？　と、かなり焦っておりました。

インフォーメーションセンターで、確認すると、中国東方航空のフライトは、
本日は、ありません。との事。

ひぇ～！　ど、どうして？　僕は間違いなく、そのチケットを買いました。
「チケットを見せて下さい。」
「ネットで買ったので、ありません。」

そんなこんな、諸々のやり取りの末、中国東方航空の電話番号を教えて貰いました。

バンコクのオフィスです。　電話　→　誰も出ません。夜ですから。

どうにも打つ手はなく、時間は、どんどん過ぎて行きます。
乗る飛行機がないので、ホテルへ戻るしかありません。２２時半です。

宿に戻ると、既に部屋は、掃除済みで、１ヶ月の費用では泊めてくれません。
仕方なく、１泊５００バーツ、支払いました。空港までのタクシーの往復は
損するし、部屋代は損するし、気持ちは、どんどん落ち込みます。
部屋に入ると、既に２３時を過ぎているものの、チケットを購入した会社、
エクスペディアに、電話をしました。

東京の事務所ですが、２４時間受け付けています。
何故、フライトがないのか？　３０分も電話で、すったもんだの末、本日分は
欠航になった事が判明。

「どうするんだ！　どうするんだ！　中国へ帰れない！」

猛烈抗議したら、変更のメールを送っている、と言うのです。
そんなメールは、見たことがありません。

それでも、送った記録は、ちゃんと残っていると、電話の向こうで言い張ります。
３月１５日に送ったと言います。
きっちり調べて、「ない、ありません！受信してません！」、と言うと、迷惑メールに
入っていませんか？　と担当者が言います。

それで、ゴミ箱を見ると、あったのですねー！
欠航になり、その代わりに、１９時？？分があるので、ｏｋならば変更手続きを
行う旨の、メールです。

しかし、見ていなかったし、中国へ帰れない、どのような手続きを行えば

良いのか？　と詰め寄ると、中国東方航空へ直接、問い合わせてくれとの回答。
買ったのは、エクスペディアだから、何とかしてくれ、と言っても拉致があきません。

中国東方航空は、翌日の９時半からなので、その時間以降、電話してくれと
言う事であります。

もう、その夜は、寝るしかありません。一体、重慶へ帰れるのか？
と、まんじりともしない夜を過ごし、翌日、２０日（水）に、中国東方航空へ
またもや、長距離電話を入れました。

結果、旅行代理店に、欠航と変更の連絡をしたので、何の対策も取れない、
エクスペディアと交渉して欲しいの一点張りです。

これを、たらい回しと言うのでしょうか？

しかし、止むを得ないので、エクスペディアに何度も、電話するも、話し中で、
繋がりません。

どうしようもないので、ネットで、新しい航空券を買いました。
５万円です。高いですが、方法がありません。

１２時００分チェンマイ発　１３時３０分バンコク着
１５時５５分バンコク発　１９時０５分昆明着
２１時１５分昆明発　２２時３０分重慶着

これで、お金はかかるし、乗れなかったフライトの返金があるかどうか
分からないものの、本日中（２０日）に、重慶に戻れると、安心しました。


チェンマイからバンコクは、順調でした。
エコノミーの座席が満席だったので、ビジネス席を買いました。
それで、久しぶりに、ビジネスクラスのラウンジを使い、金持ちの気分を
味わったのであります。

ビジネスのゆったりした座席に座った、タイ航空は、予定通り、１３時３０分に
バンコクの飛行場に着陸しました。それからが、又、問題です。


バンコクから昆明は、あの中国東方航空です。
チェックインカウンターに行ったら、１５時５５分発の予定が、１８時１０分発に
変更になったとの事。

おい、待てよ！　それでは、昆明から重慶の、２１時１５分発に乗れないでは
ないか！　今日、重慶に着けないのか？

と、憤慨して、係員に言うと、
２３時頃発のフライトがあるから、それに変更可能である。
昆明空港の入国場所に、中国東方航空のスタッフが、待っているから、
そのスタッフと相談して下さい、との事でした。

まぁ、重慶に着くのは、遅くなるが、仕方ないか、と納得しました。

そして、２１時半、昆明空港に到着しました。
ここで、一旦、預けた荷物を受け取らねばなりません。
預けた、ギターが、仲々、出て来ません。

外で、東方航空のスタッフが待っていると思うと、気がせきます。
だれーも、いなくなった、荷物受取コンベア、それでもギターは出て来ません。
そこで待っていても仕方ないので、荷物問合所に行きました。すると、何と、
誰もいない荷物問合所に、ポツンとギターが置いてあるではないですか！

一体全体、どうなっているんじゃー！　と心の中で、わめきながら、
ギターを片手に、慌てて、入国の入口を出ました。
待っているはずの、スタッフはいません。心配していた通りです。

そこで、又々、慌てて、チェックインカウンターへ向かいます。
その前に、電光掲示板で、フライトを確認しましたが、東方航空の重慶行き
フライトは見当たりません。

２３時頃発は、どこへ行ったんじゃい？　と不安は募ります。

東方航空の窓口へ行くと、大勢の客が並んで待っています。
ようやく順番が来た頃は、もう２２時をずいぶんと過ぎていました。
電光掲示板の通り、フライトはなく、翌朝の７時４０分発しかありません。

もう、腹が立って、「おい！　明日の朝まで、どこで待てば良いんじゃ！」
と怒鳴りますと、「ホテルは、準備します。送り迎えのバスも準備します。」
と言います。

「お金は払わないぞ！」、と言えば、
「勿論、当社で準備します。」との答え。


その後も、バスは、仲々、出発しないし、ホテルでは、多くの人がチェックインで、
順番が回って来ないし、ベッドに横たわったのは、２４時半過ぎ。
翌朝は、４時４５分に叩き起こされ、バスで空港に向かい、ようやく、重慶に
戻って来れたのであります。

書くのも疲れました。ここまで、読んでくれた方は、よほど暇があるか、
このようなトラブルに興味のある方でしょう。

こんなトラブルもあるのですね。今後は、メールの受信には、気を付けねば
なりません。それが、今回の教訓です。