窓に100万円
おはようございます、紙太材木店の田原です。ここ数日の暑さに体が慣れてなくて疲労が溜まっているようで、昼間眠い…数日すれば何とかなるでしょう (^^♪東京都の省エネや断熱改修に対する今年度の予算が発表されています。予算規模は265億円いくつかあるのですが高断熱窓の補助額は上限100万円/戸補助率は3分の一想定する件数は6万戸その他にも蓄電池 上限60万/戸、補助率2分の一高断熱ドア 上限16万/戸 補助率3分の一太陽光パネル、太陽光パネル+EV etc・・・小池都知事がパネル設置の義務化を22年度中に制度化するということで動いています。いろんな意見もあるようで、ネット上だけでなくいろんな人が持論を展開しています。それはそれで、なるほどねと思わせるものもありますが、パネル設置義務化ということに一般の方が意識をむけるきっかけになっているわけです。知事の人気取りでは?なんて考えるのではなく、純粋に日本のエネルギー消費や温暖化ということに目を向けるべきでしょう。国力は相対的に低下していますし、日本の借金は天井知らずですが税収の倍以上の予算を組まなければなりません。一人あたりにすれば1000万近く…大卒初任給は22万6千円30数年前の私の初任給は19万6千円わずか3万円しか増えていません。これからも石油や天然ガスと言ったエネルギーは、輸入せざるを得ません。外貨を稼いでもエネルギー消費が多ければそのお金は、また、外国に行ってしまいます。暖房や冷房の家庭で使うエネルギーが半分、あるいは4分の一になれば、節約できたその分は家計に、日本に蓄積されることになります。もっとも手っ取り早いのは住まいの断熱性を上げることサッシをより高性能なものにすることこれからの日本の住まいを考えれば新築にはより高い性能が求められますし、既存住宅の改修も同時に進めていかなければなりません。人が住んでいる家は5300万戸令和2年で長期優良住宅のストックはわずか120万戸エネルギー価格の上昇以上に、断熱改修のスピードを上げなければ、30年後、布団にくるまって寒さを凌ぐなんてことにもなりかねません。