かもじろ～の日々遊悠

　今回のメニューはスカブＣＪ・ＣＫ４４には何かと問題の多い駆動系。
いつもの協力ＳＨＯＰの手を煩わせつつ(笑　撮影撮影！
基本的に駆動系は自分でばらすことにしています。
困ったときはＨＥＬＰ　ＭＥ～～～～～！で＾＾；

店長さん毎度お世話になってます！
これからもよろしく～～～です！

では　いってみよ～！


まずステップフロアーのゴム製の敷物を外し、アンダーカウルをある程度フリーな状態にさせます。


プラスチックのプーリーカバーについているねじを外します。すると金属製のプーリーケースが見えてきます。また、プーリーケースが外れにくい場合があります。クラッチ側のねじを差し込むところがあるのでそこからねじを押し込み、押し出すような形でケースから外します。



配線に刺さっているピンは樹脂製で切れやすいので、慎重に外します。
また、プーリーケースが外れにくい場合があります。クラッチ側のねじを差し込むところがあるのでそこからねじを押し込み、押し出すような形でケースから外します。







御開帳～～～♪
これでようやくプーリー・クラッチが見えてきました。前後ともセンターナットは２４ミリだった(様な気がします後日確認します＾＾；)

ちなみに、ＣＫ44のベルトはこんな感じです。クラッチは東京スズキのセンターで加工されたものです(スリットが入ってクラッチの面圧をあげるのと同時に、鳴き対策がなされています。効果は･･･）

ＣＫ４４（４００）のベルトは両側に段々が付いています。通常スクーターのドライブベルトは内側だけに段々が付いている場合が多いです。
これによりベルトの長寿命化、エンジンのパワーに対応するため柔軟にされているようです。
ただ、これがキュルバタの動力ががくがくつながる要因にもなって居るらしいのです＞＜



クラッチのセンターナットを外すのに使うスズキの特殊工具です。でかいです。おもいです。
この締め方・外し方は正規の使用方法ではありません(笑　お店に相談して使ってね♪

センターナットは締めすぎてもいけませんのでナット部分とクラッチ部分にポンチやマジックなどどこまで締めていたかわかる目印を付けておきましょう。



プーリーのフェイスです。マシンのポテンシャル使い切れて居ないのがばればれです(笑。ぬやわｋｍまで出していたのですが瞬間でしたので残っていませんね～(笑　高速で楽しく巡航するには、ぬうわｋｍくらいが適当でしょうか。





トルクカムを覆っているカバーです。今回のメインである「スライドベアリング施工」のため
両端の耳を切り落としちゃいます。そうすることで、センタースプリングの負担を抑えました。

尚プーリーの内部・クラッチのトルクカム部分・ベアリング駆動部分には脱脂の後当店一押しの(笑　ＮＵＴＥＣグリスを塗布しています。




ベアリングを載せ、センタースプリングを入れた状態です。
トルクカムカバーの耳を外した状態でもベアリング分の５ｍｍアップです。
極力センタースプリングの負担を抑えたかったので耳を落としましたが、更にキビキビピックアップ重視の人は加工しないほうがより楽しいと思います。


これで元通りに組みなおして作業は完了です。

「ベアリング入れてどうだったのよ？」
中間加速がレスポンス良くスムーズになりました。
お友達のツバメさんにも少し試乗してもらったのですが、「ウェイトローラーが軽くなったときのような加速をする。」
との事でした。
ウェイトローラーはノーマル重量のままなので、ぬうわｋｍ以上はさすがにノーマルに比べ加速が鈍りますが、最高速的にはは変わりませんでした。

耳を落とさない場合は、更にピックアップ重視になります。自分的には面白いのですがレスポンスが少々過敏かなと思い耳落とし作戦実行をしました。

ベアリング施工は街中での使用が多い私はありがたいです。
工賃は別として、ベアリング代金は数千円ですので、コストパフォーマンスの良いチューンと言えると思います。