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カテゴリ:言葉
ソニーのコンポを買ってから、ラジオをかけることが多くなった。 レース編をしながら、とはいかず、窓を開け放つ朝の時間にである。 ラジオ体操なんかも始まり、つい腕を振る。 ながら聞きにしては、言葉が心に届いてくる。 話し方がうまいせいもある。 テレビのように字幕を出せないから、 明瞭に話すしかない。 言葉に限れば、目と耳と二つで伝えるテレビよりも、 耳だけに伝えるラジオの言葉のほうが脳に留まる。 テレビでオーケストラを聴くのは好きではない。 楽器と楽譜とが重なってわかりやすいところもあるが、 カメラがあちこちまわるのが、サービス過剰になる。 つまり説明がうるさい。 いっそ定点カメラで、コンサートホールのように、 じっとしていてほしい。 一方、映像のインパクトというものもある。 耳に入る言葉が聞こえなくても、一瞬の絵が何年も目に残る。 報道写真の1枚に、10年以上こだわったことがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.26 03:18:36
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