冷えとの関連間質性膀胱炎:かんしつせいぼうこうえん」は日本ではまだあまり知られてはいませんが、アメリカでは70万人以上が罹患し、うち90%が女性と言われています。 ここ数年非常に注目されるようになってきた病気です。大腸菌などの細菌感染による急性膀胱炎と症状では鑑別がつきにくいため、診断に時間がかかることが特徴にもなっています。 「間質性膀胱炎」は細菌性尿路感染症ではないため、尿中に白血球を認めるものの尿培養を行なっても細菌は検出されません。 したがって抗生物質を内服した数日後の再診時にも症状が改善していないため、医師は他の病原菌による尿路感染を考え、さらに尿検査を行なうと同時に抗生物質を変更をします。 しかし薬を変更しても症状が改善しないため、「間質性膀胱炎」という病名が医師の頭に浮かばない場合、さらに抗生物質を変更して継続したり、頻尿治療薬を加えたり、有名無実な「慢性膀胱炎」の診断のもと漢方を処方したり、「心因性頻尿」として精神安定剤を処方をすることとなります。 それでも改善しないと専門病院を紹介することになりますが(患者が耐えられず病院を変えることもしばしば)、次の病院でもまた初めから同じ検査・治療が繰り返され、その結果、患者は正診が下されるまでにいくつもの病院に通院し、時間が経過して、病悩期間が年余にわたることになるです。 診断方法は膀胱鏡です。膀胱鏡所見としては、膀胱の進展性が悪く、膀胱の過伸展に伴って点状出血が見られたり、膀胱粘膜に潰瘍性病変を認めます。 さらに生検(組織検査)によって炎症性細胞の浸潤が確認さればほぼ確定診断がつきます。 「間質性膀胱炎」の原因は明らかでなく、膀胱炎に引き続いて起きる自己免疫疾患、アレルギー性疾患あるいは尿中に含まれるある種の物質による刺激などともいわれています。 Womans Wellbeing 抜粋 COCO自身の今までの経緯と知識では、この病気になった原因は、冷えなのではないかと思っています。 なぜかというと、 1.漢方薬局の処方で、原因は「内臓の冷え」と言われた事があるから。 また、それを裏付けるように、心あたりがありました。 2.寒い冬場よりも冷房の効いた夏場のほうが、膀胱の痛みが辛いのです。 冷房の効いている場所では膝掛け・長袖・腹巻きは必需品です。 また、今思うと20歳過ぎから年々冷房が辛いと思うようになったように思います。 数年かけて内臓が冷え切ったのではと思われます。 今や、スーパーの食品売場でさえも寒くて10分と買い物出来ません。 |