蔵文化の継承活動にうれしい変化。
こんばんは。喜多方の味噌・醤油醸造蔵元の金澤屋忠蔵です。今年度に私達小田付町衆会で行っております事業・蔵文化の継承活動。蔵のまち喜多方市の中でも最も蔵の集積度が高い、私どもの小田付地区の荒廃化の進む空き蔵を再生させる事業。この空き蔵の敷地全体は、現在埼玉県にお住まいの五年配の方です。敷地内の母屋は、小田付蔵通りを愛するご老人が借りてお住まいになっております。何しろ、蔵や母屋は古い建物ですので、お住まいのご老人お一人の手では、なかなか手入れが出来ないでいました。震災では壁の一部が崩れ、蔵の腰部の煉瓦も崩れ、蔵をキーワードにまちづくりを行っている小田付にとっては悲しい状態でした。なんとかこの状況を打開しようと雪解けから作業を重ねてまいりました。多くの方々に手をお借りして、整備が着々と進んでいることを本当に感謝!です。今回、少しずつ変わっているこの敷地をみた地域の女性グループが、母屋も整理してくださいました。地域に変わろうとする動きが少しずつ芽生えております。こうした動きを本当にうれしく思う金澤屋忠蔵でした。にほんブログ村