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カテゴリ:院長の日記
私は師の鬼木豊先生から、この呼吸法を教わりました。「感性長息法」は、深く長い呼吸(長息)をすることと、言葉とイメージを使い、感性を解放して、自分の夢を実現していく呼吸法であることが特色です。
この呼吸法は、副交感神経を働かせ、身心をリラックスさせることができます。気功でも調身(姿勢を調える)、調息(息を調える)、調心(心を調える)を行なうことによって、入静(禅では禅定)状態になれると教えています。感性長息法でも、調身、調息、調心を大事にしています。 <やり方。調身、調息、調心> 〔1〕あぐら(どちらかの足を反対側の太ももに置くのが正しいやり方)か正座などで同じ姿勢を保っていられる座り方をします。イスに座った状態や寝た状態でもできます。 〔2〕『姿勢と呼吸』で述べたように、座った状態で、骨盤と仙骨を丸くしながら、口から(鼻からでもOK)息を細く長く(深く静かに柔らかく)、10秒から20秒かけて、おなかの中にある息を全部吐いてしまいます。このとき自然におなかがへこみます。おなかに力を入れてしまうと、みぞおちが硬くなり上手く吐けませんので注意して下さい。 〔3〕全部息を吐ききったら、骨盤と仙骨を立てながら、鼻から息を3~5秒で吸います。このとき自然に下腹部(丹田)から息が入ってきます。吸うことを意識するとみぞおちが硬くなってしまうので、力を抜いて自然に入ってくるのに任せると上手く吸えます。 〔4〕いっぱいに吸い終わったら、おなかを脹らませたまま2~3秒息を止め、また息を吐きます。 〔5〕長息をしながら、自分の夢と願い、ビジョンを描き、『私は宇宙感性(自然)に抱かれて生かされている。私と宇宙感性は繋がっている。私の中に宇宙感性の力が満ちている。私は宇宙感性そのものである。私の夢は実現しつつある。私は生かされている。ありがたい』。と3回唱える。 師の鬼木先生からこう教わりました。『呼吸は、自分と宇宙が息で行き来している。呼で自分という純粋感性のエネルギーが宇宙感性に行き、吸で宇宙感性のエネルギーが純粋感性(自分)に入ってくる』と。息は自分と宇宙を繋ぐエネルギーです。宇宙とは自然といってもいいし、自分以外のものといってもいいと思います。 <感性長息法の効果> ●慣れると長く呼吸ができて、脳波がβ波からα波になり脳内の神経ホルモンが分泌されます。 ●よい遺伝子(DNA)がスイッチオンになり、細胞が活性化します。 ●くり返し続けることにより、私情雑念がなくなり、無駄な考えがストップします。 ●熟睡できるようになり、身心のストレスから解放され、感性の力(生きる力)が誘発されてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月06日 12時57分40秒
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