テーマ:日々自然観察(9988)
カテゴリ:野山や海の動植物
ビワ(枇杷) バラ科の常緑広葉樹 別名:ヒワ、コフクベ、ロキツ(蘆橘) 畑にビワの樹が二本植わっている 二枚の写真を見比べるとちょっと違う 別の花のようにも見える ビワの花に目を止める人は そうはいないだろう ボクはたまたま、すい臓がんの 大学の同級生を見舞ったのが十二月 駅から彼の家までの道中 ビワの花を見かけたのであった その時は冷たい雨も降っていた 以後、ビワの花を見るたびに その時のことを思い出す 彼は病気のことを受け入れているのだろう ボクにはまるでギリシャの哲学者のように 感じられたものである と言ってもギリシャの哲学者というのは ボクの勝手な想像の世界ではあるが 彼はそれから間もなく逝った あれからもう三十年以上経った * ≪にわか勉強≫ ビワの木は粘り強く弾力性があるので 昔から「柿の木から落ちると死ぬが ビワの木から落ちても死なない」 といわれています。 ビワの木で作った木刀は最上のものとされ 農具の柄などにも利用されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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