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空飛ぶナースかおりんの                         「幸せ色の空を眺めよう!」

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2005.11.25
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こころのチキンスープ

「こころのチキンスープ」
著者:ジャック・キャンフィールド/マーク・V・ハンセン
訳者:木村真理/土屋繁樹
出版:ダイヤモンド社

「こころのチキンスープ」というタイトルの由来ですが、ヨーロッパやアメリカでは、風邪をひいたとき、体の具合が悪くなったとき、お母さんやお祖母さんが早くよくなるようにとチキンスープを作ってくれるそうですが、チキンスープが体を癒すように、この本に集められた感動するストーリーが、読む人の心や魂を癒すことができるようにという願いを込めて、このタイトルがつけられたそうです。

実際に読んでみると、本当に感動するストーリーばかりが集められています。人によって感じ方、受け取り方が違うので、感動する話、涙する話、それぞれ違うと思います。ですが、生きるために必要なこと、大切なこと、それらがいっぱい詰まっている本だと思います。

本当にいい話ばかりなのですが、中でも自分もこういうことができたらいいな、って思ったのが、「ニューヨークに愛を」というストーリーです。

ダル・ミルマンさんという方のお話ですが、NYで友人と一緒にタクシーに乗った時のこと、降りる時に友人がタクシーの運転手にこんな言葉をかけたそうです。
「どうもありがとう。君は実に運転がうまいね。」
運転手は、一瞬びっくりしていたけれど、
「お客さん、口がうまいね。からかってもらっちゃ困るぜ。」と言ったそうです。
すると友人は、「いやいや、そうじゃないよ。NYは車がひしめきあっているし、無茶苦茶な運転している連中が多いだろう。そんな中で、君が驚くほど冷静なんで感心しているんだ。」と友人がいうと、「そうかい」とそっけなく言って、運転手は走り去ったそうです。
ダルさんが、今のはいったい何だったのかとその友人に聞くと、
「僕はNYに愛を呼び戻したいんだよ。こんなにすさんでしまったNYをよみがえらせる方法は、愛しかないと信じているんだ。」と答えたそうです。

その友人は、自分の言葉でその運転手が気分を良くしたと思う、そして、その運転手がこれから20人の客を乗せるとすると、運転手がいい気分でいれば、客にも親切にするだろう。すると今度は20人の客がまわりの人たちにまた親切にする。つまり連鎖反応を起こすのだ。人によってもちろん反応は違うけれど、自分が10人の人に親切にしたとして、そのうちのたった3人でも気分が良くなったとすると、これがまわりまわって3000人以上に影響を及ぼすことにもなる、というのです。

なるほど、と思いました。

日本でも同じですよね。

都内を歩いていても、人が困っていても見向きもしない人が多い中、ふとした優しさや思いやりに出会うと、とてもありがたく感じると共に、もし自分が逆の立場だったら、こういう親切ができるようになろう、そう思うことが実際私にも何度かあります。

そのうちの一つは、海外旅行からの帰り、私はスカイダイビング装備一式が入った、かなり重いスーツケース(20kg以上はありました)を持って、池袋駅の階段を登っていました。反対側の肩にも、15kgくらいの荷物を背負っていたので、その階段を登るのはかなりの苦痛でした。

その時です。「一緒に持ちますよ。」と、さりげなく、そして、素早く、私のスーツケースの取っ手を掴み、一緒に階段の上まで運んでくれた方がいます。
上まで登りきると、「ありがとうございました!本当に助かりました!」という私のお礼の声を背に、颯爽と駅の改札へと消えていきました。
しかも、この方、男性ではなく、若い女性だったのです!

なんてカッコいいんだろう!そして、なんという優しさなのだろう。
「持ちましょうか?」ではなく、「持ちますよ。」と言う言葉。
そして、その言葉が早かったか、取っ手を掴むのが早かったか、わからなかったくらいの行動力。

東京にも、こういう方がいるんだ!都会も捨てたもんじゃないなぁ~。そうして、とても幸せな気持ちで、家へと向かったのを思い出します。

気持ちの連鎖反応は、必ずといっていいほど起きます。
気持ちは周りに伝わってしまうのです。

そういう意味では、たった一人でも、周りを変えるだけの力を持ちます。
たった一人の行動は、たとえ小さなものでも、気持ちの連鎖反応で、どんどん大きなものへと繋がっていきます。

だから、自分一人では何もできない、と思うのではなく、まずは自分一人でも、心に良い思いを持って、行動を起こすことが、とても大事なんだなって思います。

できないことばかりに目を奪われるのではなく、できることに注目して、感謝して、過ごしていけたら幸せですよね。
それは、自分自身のことについてもそうだし、周りの仲間に対してもそうだと思います。
人の良いところを認めることができる、そういう人になりたいと心より思います。

「こころのチキンスープ」はシリーズになっています。私はまだシリーズ2までしか読んでいませんが、そのうちに、出ているもの全部読みたいと思っています。
この本は、図書館で借りてきました。
とても癒される、たまらなく感動する一冊です。

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Last updated  2005.11.25 22:14:52
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