福の最後のお話(閲覧ご注意ください)
閲覧ご注意ください。この記事には福の亡骸の写真があります。_____________________________________たくさんの温かいメッセージをくださり、お心を寄せてくださってありがとうございます。ふとした時に涙がこぼれてしまいますが、少し心穏やかになってきました。本日は福が亡くなるまでのお話をしたいと思います。長くなりますので、お時間のある時に見ていただければと思います。_____________________________________5月19日入院時の血液検査で、肝臓や腎臓、膵臓の病気を見る血液の値が高かったのが、26日の退院時は肝臓、腎臓は下がってくれたものの、膵臓だけ値がまだ高い状態でした。ただ、少し下がってきていたことや、点滴が漏れ出して入らなくなったこと、福のストレスも考慮し、相談したうえで退院となりました。5月28日前日ぐらいから後ろ足に力が入らず、立ち上がれなくなっていた福。この日はとうとう前足も力が入らず、自力で体を起こせなくなってしまいました。食事は流動食を強制給餌で与え、お水は器を口元に持っていくと自力で飲むことができました。ほぼ寝たきりになり排尿や排便は自力で出せず、つけていたおむつに出すため、3時間ごとにチェック・交換をし、体位変更もするように。夕方、気分転換にカートに乗せて公園へ行きました。「いってきま~す」公園の芝生広場に降ろしたら、ワン友のみんなが寄ってきてくれました。「みんな、おひさ~」どうした?っと皆心配そう。福のワン友は皆、やさしいコばかりです。福は外が気持ちいいようで、穏やかな顔でまったりしていました。5月30日前日は雨のためカートお散歩できずでしたが、この日は晴れたので夕方カートで公園へ。30分ほど広場でのんびりしました。これが最後のお散歩になりました。19:00ごろ、福がハアハアとパンティングし始めました。とても苦しそうでしたが、すでにかかりつけ病院の診療時間は終わってしまい、救急病院も考えましたが、少し落ち着くときもあるため、様子を見ることにしました。痛みがあるのか福はほとんど寝れず・・・一晩、体中をさすったり、見守るしかできませんでした。5月31日福の状態は変わらず、荒い呼吸が続きました。流動食は与えられそうにないので、シリンジでお水だけを与えましたが、しばらくして吐いてしまいました。午後になるとヒーヒーと啼くように。痛みが激しくなってきた様子に出社していた福パパに連絡を入れ、早退してもらいました。かかりつけ病院は休診日。ほかの病院にとも思いましたが、病気の経緯が複雑なので、診てもらうのが難しいと判断。ダメ元でかかりつけ病院へ電話を入れ、福の状態を留守電にメッセージを入れたところ、先生から連絡をいただき、診てもらえることに。膵炎の痛みだろうとのことで、痛み止めの点滴を入れてもらい、痛み止めの座薬とお薬を処方してもらって帰宅。帰宅後、痛み止めが効き始めたのか、電池がきれたようにイビキをかいて寝てくれました。ほっとしたのもつかの間・・・2時間後、再び痛みが襲い始め、ヒーヒー言い始めました。6月1日座薬を夜中と朝に入れたものの全く効かず、苦しみから口から泡が出始めました。朝一で病院へ向かい、再び点滴の痛み止めにお薬を投薬。すでに水や流動食など口から取るのは難しいので、自宅でやり方を教わり、皮下点滴で水分補給をすることに。点滴や追加の座薬は夕方から開始する予定でしたが、帰宅後、福の痛みはさらに激しさを増し、吠え叫び、自傷行為が出てきたので、ロープおもちゃをくわえさせました。膵炎は内臓のやけどといわれるぐらい、激しい痛みを伴います。吠え叫び、目は血走り、おしりからもドロッとした出血が始まり、もがき苦しむ福・・・その様子に先生と電話で相談。これ以上痛みを止める術はなく、このまま痛みが続くだけの状態とのことで・・・痛みをとる唯一は安楽死。でも決断できずその場は保留することに。しかし、福の苦しみはどんどんエスカレートしていきました。そして悩んだ末、先生に再び連絡を入れ、麻酔による安楽死を決断しました。車で病院へ移動中、もがき苦しんでいた福が急におとなしくなりました。私の腕の中で痛みのせいか、朦朧としていました。病院につくと先生、看護士さんたちが迎えてくれました。ゆっくりと状態を確認しつつ、点滴から麻酔が入っていき、先生、看護師さんたち、福パパ、私に見守られ、15:00ごろ、福は永遠の眠りにつきました。福はこの3年間、病との闘いでした。その都度、克服してきたがんばり屋さんでした。最後の最後までがんばって闘い抜きました。「福、がんばったね」帰宅後、クサガメ・ノッコさんに報告しました。横たわる姿はいつもどおりの福。ようやく苦しみから解放されて、ゆっくり寝れるね。2013年9月7日に我が家にやってきた福。あと少しでお迎えして10年の節目を迎えるところでした。その日が一緒に過ごせずとても残念ですが、一緒に過ごした9年9か月、とても楽しくて、キラキラした時間でした。初めてのワンコとの生活で、至らないことが多かったにもかかわらず、福は私たちと一緒にいてくれました。本当にありがとう、福。ずっとずっと大好きだよ。「バイバイ、またね」たくさんの人にかわいがってもらえて、助けられてきました。みなさま、本当にありがとうございました。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★いつも訪問してくださってありがとうございます!mix犬福ちゃんとの出会いの場である『ちばわん』さんの里親会が開催されます。保護犬に興味がありましたら行ってみてください。ワンコグッズのフリマなんかもありますよ~♪開催状況をHPで確認後ご来場ください【ちばわんからのお願い】①会場内ではマスクの着用をお願いします。②ご予約は不要ですが密を避けるため入場制限をさせていただく場合がございます。2023年6月17日(土)流山ねこ親会(←click)ちばわんイベントは決まり次第掲載されるようです。(ちばわんイベント情報←click)保護犬猫への問合せはHPからお願いします。∪・ω・∪ いぬ親さん募集:https://chibawan.net/dogdetailscat/dog^ↀᴥↀ^ ねこ親さん募集:https://chibawan.net/catdetailscat/cat