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テーマ:アニメあれこれ(26117)
カテゴリ:アニメ
滝が流れ込んでいる深い谷。谷の下にぽつんと生えた木。
水中で水の民ヨナ・ロ・ガイと話すトロガイ。 ニュンガ・ロ・イムはナユグとサグ双方に雲を吐き水を生みだす精霊。決して悪しき水妖ではない。 悪しき水妖を倒したと伝えられるヨゴの建国正史、そのものが間違っている可能性に思い当たるトロガイ。 さらに尋ねるトロガイ。卵を抱いた精霊の守り人は? 卵を抱いた子どもにその卵は影響しない、しかし確実な死という過酷な運命が待ち受けている。 ラルンガと呼ばれる卵食い。卵を守るためには死なねばならない。 と、一斉に逃げだすヨナ・ロ・ガイ。しかし逃がさず捕まえてしつこく聞くトロガイ。 (原作ではトロガイもヨナ・ロ・ガイも息が苦しそうで短時間しか話せなかったように思うけど、ナユグの自然がじっくり描かれているからこれはこれで良いです) 宴の地はどこに?何故春の均しき日にそこへ行かねばならないのか?そして卵はどうやって孵るのか? 必死に逃げ出すヨナ・ロ・ガイ。その際に「自分で行動を起こす」と伝える。 巨大なエイのような生物を恐れ逃げるナユグの水生生物たち。 「荒れ狂う大海原を越え緑成すナヨロの地に降臨せし、聖祖トルガル。 100年に一度現れ渇きをもたらす水の魔物を倒してくれとその地に住まう民ヤクーに頼まれた。 そこでトルガルは大聖導師ナナイと八人の武人と共に青霧山脈の奥地へと分け入った。 欝蒼と霧に煙る木立の奥、コンコンと湧く泉の傍らに一人の幼子が座っていた 幼子は泉を指してトルガルに言った。我を崇めよ。我はこの地の水を司るもの。 もし我を崇めるならそなたらの地に豊かな実りをもたらしてやろう。 しかしトルガルは魔物の言葉には惑わされなかった。 彼は清真の剣をすらりと抜きはなつと幼子はたちまちにしてぬらぬらとした水妖に変化し襲いかかってきた。 トルガルと八人の武人は、三日三晩、水妖と闘い続けついにその首を切り落としその胴から噴き出した青い血を泉に流した。 途端に天を割って稲妻が走り泉を撃った。青い光が泉に満ち清らかな雨となって地を満たした。 この地に水の恵みを取り戻したトルガルは天の加護を受けた天子として帝を名乗り新ヨゴ皇国を興したのであった」 星読みがはじめに諳んじるよう言われる聖典・建国正史を読むシュガ。 これが全て国を統治するため捏造したものだったとは・・・ 青々とた水田。もう穂が出てますね。棚田を背に歩くバルサ。 「あの時私は確かにカルボを切った」バルサ。ではあの先生の話は? 短槍には血糊も返り血も浴びていない。誓いを破ってあの男を切ろうと思ったのに・・・ 「ま、切っていないというならそれでいい。なる様になるさ」 と、田に湧き出る炭油。あれだけ出ちゃあ、しばらく使い物にならない。 その中心が盛り上がったかと思おうと二つの眼がぎろり「バルサ」 「トロガイ師?トロガイ師!」慌てて助けるバルサ。 タンダの手当を受けるトロガイ。目を覚ましません。 待つ間、祭りに行ったことを再び謝るチャグム。あれは私の問題さとバルサ。 トロガイの具合を訪ねるバルサ。 「わしゃ大丈夫だ心配ない」起きだすトロガイ。自分についた臭いに閉口。 炭油につかっていたのだから仕方ないですね。 炭油の中から助け出されたことに驚くトロガイ。 「もしや炭油ってやつは、あやつの・・・世の中まだまだわしの知らんこと山盛りじゃな」 「結び目に行ったんじゃ?」と尋ねるタンダ。 トロガイは結び目に行き、水の民から話を聞いた。 チャグムが抱く卵には害がない。建国正史がインチキだということ。 200年も前から建国正史の嘘に振り回せれてきたとトロガイ。 水の民から得た知識を書きつけようとしたトロガイだが途中から紙が燃え上がる! 「置いてけ」火の民から妨害! 火の民を見るなんて流石結び目だとトロガイ。急ぎ荷物を抱え逃げ出します。 追いかける火。 地下の書庫を訪れるシュガ。今夜は戻らない予定の聖導師。 チャグム皇子生存の可能性を知らされている番人はシュガの味方のようです。 地下に下りていくシュガ。石に刻まれた文字を読むシュガ。 卵は渇きの魔物にあらず、この地に水の恵みをもたらす。 未だに渇きの相が消えないことに不安を覚えるシュガ。チャグム皇子はもう亡くなっているのか? 建国正史の嘘に思い当たるシュガ。それならば皇子が生きていてもおかしくない。 今もサグの世界とナユグの世界は背中合わせのように存在している。 二つの世界は互いに干渉し合い支え合い折り合っている。 洞窟がどのようにできるのかチャグムに問うトロガイ。柔らかい部分は水に溶けだしその後地中にしみ込むか川になる。 火の民から命からがら逃げるトロガイ。外に逃げ出すには川を探さねば・・・ 地面に耳を近づけ音を聞き、掘って確かめるトロガイ。「それにしても何だろう」と土の匂いを嗅ぐ。顔を顰めるトロガイ。 天井を仰ぐとびっしりと待っている蝙蝠。それは蝙蝠のフン。 「あいつらのうんこかい!」と手にあるそれを投げだすと再び追手が。 急ぎ逃げ出すトロガイ。 行き止まりかと地面を掘りだすと底が抜けて落ちていく。洞窟の中を流れる川。荷物をつかんで一緒に流されていきます。 あわや捕まる!と思ったところで短い滝。そしてウォータースライダーのような浅いつるつるの川床を下っていく。 最後の滝つぼで水中を潜り進むトロガイ。光のさす穴に向かって進みそこから別の洞窟へ。仰向けになって息を整える。 「何とか生き延びたかい!」いつも一緒にいるウサギのようなネズミのような小動物も生きていた。 しかし沸き立つ水の音に火の民が近づくのを感じたトロガイ。今度はどこへ? 奥に向かって走り出すと「こっち」と声が。誰だ?と聞きながらもそちらに向かうトロガイ。「どっちじゃ?」 明るく光る洞窟の奥。「出口か?」後ろからは火。光る方へと向かうトロガイ。 さっきの光は?天井から落ちてくる滑った液体。「やられたよ。まさか食われるために誘われていたとはね」 天井にはゴカイか?ミミズか?口腔生物。後ろに迫る火。 「冗談じゃないよ!わしゃまだ人生の半分も生きてないんだ!こんなところで死んでたまるか!」 むんずと相棒のウサギのようなネズミのような小動物を掲げるトロガイ。 「さあ、食うならこいつを先に食え!」小動物、嫌がってます! 目を見開き、歯を噛みしめ睨みつけるトロガイ。が、トロガイごと飲み込まれます。 「生まれ変わったら必ずナユグに生まれ変わってやる!」消化器の中を送られていくトロガイ。 排泄物に交じって・・・ 送り出されたのは・・・炭油が湧いていたところ。前方に見えるのはバルサの姿。 「・・・と言うわけじゃ」憮然として話すトロガイ。手には粥の入った椀。 笑い出すタンダ。 「その巨大ミミズが師匠をここまで導いて助けてくれたってことなんですかね?」 「否、またそれとは別だろう。ありゃ、単純に食われただけだ」 「しかしうんこと共に帰還するなんて俄かには信じられませんがね」とバルサ。 「やかましい!お前はこの手のことは元々何一つ信じておらんかっただろうが! とにかく水の精霊を守りたいと思う何者かがこちらへの出口を教えてくれたんだろうよ! ナユグの世界もサグ同様に様々なようじゃ」 パクつくトロガイ。 「聖祖トルガルが水妖を退治してなかったのなら何故あのような話を建国正史として書き記したんだろう?」チャグム。 建国正史を否定されたのに結構冷静ですね。 「国の統治を盤石なものにするために聖祖を祭り上げたかったとか?」バルサ 「ま、そんなとこだろうね」 「だけど真実の一切を隠してしまうことは後世にとって危険なことだったとは思わなかったのかな? 百年ごとに水の精霊が代替わりするってことは気付いてたはずでしょう?」タンダ。 「宮の何処かには記録が残っているかもしれないが今、宮を仕切っている者どもは誰一人としてそれを知らないいんだろうよ」 言いながら小動物に餌をやるトロガイ。小動物、恨みに思うのか餌に反応せず。しかし沢山置かれたら反応しました! 「皇子に卵をうみつけるなんざ、ニュンガロイムも馬鹿なことをしたもんだと思ったが卵の意味を宮の連中が分かっていれば最も安全な場所だったはずだ。 かわいそうにニュンガロイムも当てが外れてしまった」 石板を広げ悲壮な表情のシュガ。 「消えないからこそ、生きていると信じてきたのに・・・何故、何故今まで誰もこれを読まなかった? この事実を知ってればあんなひどい仕打ちを受けることなくチャグム皇子は・・・」 書庫の入り口が閉まられる音。まだ聖導師が戻る時間ではない筈。 門番が戸をあけると入ってくる聖導師トナン。 シュガがいることを知ってか知らずか書庫の入口の鍵?を抜き取る聖導師。 油が切れたのか酸素が薄くなったのか消える灯。仕方なく下りて行くシュガ。 手掛かりを求め旅立つ決意をするバルサ。その頃シュガは・・・ 次回、第十五話「夭折」 残された者に思いを託し君は逝くのか? 頬がこけますますやつれた第一皇子。やはり・・・ 文庫本です!通勤通学のお供に! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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