からまつそう

こちらは感想です。内容は前半・後半。
上手く感想がまとまりません。思いついた時に随時追加・訂正させていただきます。


アバンは緊迫した中にも必死の猫の形相が楽しかったり、ノーベンバーさんの堂々とした露な姿に驚いたのですが・・・

まさか、ノーベンバーさんの最期のお姿を拝見することになろうとは・・・
不吉さを感じさせた先週の予告はこういうことだったのかと思うと・・・
そもそもいつも白の上下が眩しいのに、黒のスーツが用意されていたのが喪服のように見えて（黒のスーツも素敵でしたが・・・）

最後の最後まで彼らしくって、それがとても辛いです。
何故？と涙を流す霧原。悲しさと悔しさが伝わってきました。
そして霧原の言葉に
「それ以上は口を挟まない方がいい。そう思ったからあの男はあんたに何も言わずに死んでいったんだ。契約者らしい合理的判断ってやつでね。あんたの気持は素直にうれしいよ。ありがとう、未咲」
と涙を流さず淡々と返すエイプリル。
誰も巻き込みたくないと思うノーベンバーの気持ちも霧原の気持ちも理解しているのだなあと思うとエイプリルやジュライの代わりに涙が出てしまいます。
霧原と別れ、ジュライの手をとりすっくと進むエイプリルと最後に振り返って手を振るジュライ。二人はどこに行くのでしょうか？
ノーベンバーも上司も失いましたが、それでもＭＩ6に戻るのでしょうか。


シュレーダー博士やアンバーが語ることが本当であるのならば、契約者は黒たちの組織によって全員消される運命にあるようです。
それを阻止するために動いているというアンバー。

ノーベンバーが上司・ディケイドに手を下した時のディケイドの反応からも嘘とは思えません。

パンドラの西島とセルゲイとの会話や、西島がシュレーダー博士に麻酔を打って霧原らに話を聞かせないようにしたことなどからも、組織はパンドラにつながっているかパンドラそのもののように感じます。既に流星の欠片の代用品も手にあるようです。

西島と宝来の様子からはパンドラと宝来がつながっているか、公安上層部でつながっているのかも？と疑わしいです。
仮に組織と公安がつながっているのなら元公安の黄が使えるあるいは手元に置いておいたほうが安全と組織が考えても当然のように思えてきました。

シュレーダー博士と並行してセルゲイたちも研究を進めていました。博士はパンドラの思惑とは関係なく知りたいと思う気持ちで動いていたように思います。
パンドラとしては誰が結果を出そうが構わないし、成果は外に漏らしたくない。
博士はお払い箱になるのか？終生監禁されるのかも気になるところです。



南米ではゲート周辺1,500キロにわたって消失したと思われていますが、実は博士の知らない何かにより失敗したようです。
消失ではなく、物理的アプローチが届かないだけで存在するはずだという博士。

アンバーと黒が対峙した時の強烈な光。
アンバーのポシェットに入ってたのは流星の欠片だと思われますが、南米消失には「仮面の男」つまり黒が関わっているとひらめく博士。
ここまでパンドラや組織は既に掴んでいるのかもしれません。パンドラに潜入した任務の時のこともありますし。
白の声が聞こえたのは消失したと思われているゲートは感知できないだけで存在して、白もまた存在しているということでしょうか？

いずれにしろ、最後の鍵は黒。黒なしには事を起こせないのは本当のことなのでしょうね。


黒が迎えに行ったとはいえ、黒に伝えるものとして生かされただろう猫。
アンバーの名前には冷静でいられない黒はさらに銀からも（アンバーは）そんな人ではないと言われ猫の話を聞かずに行ってしまいました。
銀も既に今までの黒とこれからの黒について知らされているようです。
自分からは話さず、ただ見守ってきただけの銀。彼女はアンバーから何を聞かされたのでしょう？

そしてアンバーの話が本当ならば黒たちはいったいどうなってしまうのでしょう？何を選択するのでしょう？

黄ではありませんが、本当に「何なんだよ！一体？」ですよ。

階段の踊り場で「アンバーの目的は俺だ。これ以上誰も巻き込みたくない」と言った黒
アンバーに「・・・これ以上、俺から何を奪うつもりだ？」と怒る黒
黄に「バカはこいつ一人だ」と言われて見せた黒のほほ笑み（心からほほ笑んでいる感じでとても良かった！）

黒が勘違いしているとしたらアンバーはとても可愛そうだと思うのですが、時間がないとはいえ手段を選ばない行動にもう一つアンバーらを信用できません。それだけ逼迫しているのかもしれませんが。

いよいよドールも集まったようです。もう時を戻せないという雨霧。
事を起こすのも間近なのでしょうか？

次回、第23話「神は天にいまし…」
へっぽこ探偵再び。というかオールキャストなのかもしれませんね。
そして、もう前後編ではないのですね。

　今回、猫の魅力も満載でした！

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