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2009年02月03日
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カテゴリ:アニメ
バスから降りる春日。辺りは暗い

「五諒山?マジで?」犬彦
「だって電話があったんですよね?花神君から。五諒山で修行してくるって」春日
「坊主になるのに必要だとか何とか。あいつ本気で学校やめるつもりみたい…ねえ春日?本気だったの?オーリの事」
頬を赤らめる春日だが
(私は星村マキナに命を救われて屍と言うものがいる事を知った。それ以来私はずっと死について考えている。それは怖い事の様で何処か甘美で…私は何を探しているんだろう?)

倒れている僧達。携帯を踏み壊しながら車に向かう…
「助けに来たぞ、マキナ」景世?

怪しげなグッズを物色する貞比呂
「買わないわよ」アキラ
「でもこれなんてよーく出来てるぜ」
「それで今度はどんな電話?」
「田神景世の屍が現れたと言ってる」
「ありえるの?」
「あいつの場合はないな。そんな妄執とは無縁の奴だった」断言する貞比呂
「じゃあ行かないのね?背信僧の事もあるし」
「いや行く。星村マキナの呪いの事があるからな」
「マキナはもう死なせてあげた方が良いのかな。そうしないとオーリ、このままじゃ」
顔を背けるアキラ
「俺達の仕事は殺す事だ。生きてる奴の事は生きてる奴が考えればいい」

銃を撃ち放す…
「酷いなあ異月ちゃん。こんな事したら本当に死んじゃうじゃないか」
体を破る様に変化する鞆春。触手が異月の腕を絡め吊り上げる
「教えてくれよ崇柾。俺と異月ちゃんとどこが違うんだ?…教えてもらったんだよ!異月ちゃんも車の事故で死んだんだろ?」
「ええそうよ」
「俺もさ、車がぶつかってきて死んだんだよ」
「知ってるわ」締め付けられ呻く異月
「なのにどうして?異月ちゃんは屍姫で俺はそれに殺される屍なんだ?答えろ!崇柾」
弓を向け「お前はただの屍だ!」
「俺を屍姫にしてくれれば良かった。否屍王子か?」嗤う鞆春
「ある年代の少女の屍以外は屍姫に出来ない。僕達にはその限られた術しか伝わっていないんだ」
「不公平だろうが!」
「お前は人を殺した。だから裁かれるんだ」
「お前達は屍を殺している。なのに裁かれないのか?俺も許せなかった。そして車に乗ったものを憎んだ。その心に従っただけだ。これは性って言うんだろう?人は誰でも性を持っている。俺はその性に従っただけだ」
鞆春の話に胸に手を当てるオーリ
「性を隠して生きているお前達より余程俺の方が人間らしい。そうだろう?だから俺が裁く!」
触手を撓らせ車に叩きつけ炎上させる鞆春
「性と呼ぶにはおこがましいが僕にもあるよ。心の底の強い欲求が。心が命じるままに走ってしまいたいと何度思ったか」
「送儀さんが求めるもの」
「だけど…それを押し殺して、隠して生きている」

夕陽の中見つめはにかむ崇柾と異月。繋いだ手。
包帯に包まれ横たわる異月が伸ばす手に崇柾も…だが躊躇い止める。
ただ見つめるだけ…

「僕だけじゃない。誰も人は自分の性に抗い生きる。生きるってのはそういう事だ。性に負けたお前はもう人じゃない。鞆春を殺せ!異月」
放たれた矢が鞆春を貫く
触手が解け鞆春を殴る異月。そのまま鞆春の背から回し蹴るが払い除けられ柱に激突
異月を狙う鞆春。だが粉塵の中から異月の掌が鞆春の顔面に…
鞆春ごと立体駐車場から落ちる異月。込められる力

「崇柾…」
「鞆春君。そっちに行ったらごめんねって言わせて」
立ち上がる異月
息をのむ白江
手を合わせる崇柾
炎に浮かぶ異月の異形の影
異様に光る左目…しかし優しい右目からは涙
「崇柾…どうだった?」静かに尋ねる異月
「ああ。綺麗だよ異月」答えにホッとする異月
「これが屍姫だオーリ」
(四年間目立った動きをしていなかった鞆春を焚きつけた奴がいる。背信僧?と言う事は七星が動いている)
そこに…
「ハ~イ!変態オーリ」車窓から乗り出す…
「フレッシュ?」
「今度は異月のおっぱいタッチアンドヒット出来た?」とサキに蹴り出されるフレッシュ
「こっちは片付いたみたいね」サキ
「オーリ君。マキナちゃんがまた本山に連れ戻されたの」莉花
「呪いの所為ですか?」オーリ
「ええ。でも…」
「本多が。景世の屍が現れたって連絡を残して音信不通」
「五諒山に戻ります。乗せて下さい!」
「オーリ、何が起こっているか分からないがもうマキナちゃんは屍姫だ。人間じゃない。それを忘れるな」言い聞かせる崇柾

「僕にもある。心の底の強い欲求が…それを隠して生きている…自分の性に抗い生きる!」
崇柾の言葉を思い出すオーリ
堪える様に…

逃げるマキナ
「如何したんだ?マキナ。如何して逃げる?マキナ?おいで!」追いかけてくる景世
ふらふらと僧達
「なんて気持ち良いんだ?」
(監査官?これは?)
「皆最高の幸せの中にいるんだよ」
突然隣に現れる景世。身構えるマキナ
「最高の幸せを感じてその絶頂で死ぬ。その時に人が放つ快楽の力が大好物って奴がいてね」
笑う僧達の口、目等から風船の様に膨れ上がる
衣を残し集まり木の枝に向かう風船。枝から現れる
「死は最高の幸せですね。私もっともっと幸せになりたい」頭屋
「心配するな。マキナ、あいつじゃない。お前の相手は俺だ」
後退さり銃を拾い構えるマキナだが…
「如何したんだい?マキナ」
「お前は景世じゃない」
「そんな事ないさ。僕は景世だ…景世の屍だ」両手を広げ
「違う!」手が震えるマキナ
「そうだ。お前に僕は撃てない」塞ぐ掌
「景世じゃない」
「如何して屍になったか知りたいだろう?」
一歩近づき
「星村マキナ…未練さ」
頬を染めるマキナ
「妄執だよ」
近づく顔
「お前に会いたいって」
揺らる瞳。背けるマキナ
「そうだよマキナ。お前を愛している」
立ち上がるマキナ
「近寄らないで!」
後退さり「違う」
転落するマキナ
「美しい。強い物が脆く崩れていく。その様が美しい」景世
倒れているマキナ
「君も変われるんだ。星村マキナ」

本多を靴でつんつん貞比呂…起きない
「しょうがねえなあ」
「貞比呂さん、アキラさん」オーリ
「莉花!確かこいつ等」サキ
陣地を破った時を思い出すサキ
「二人とも何でここに?」オーリ
「壬生貞比呂さんですね?田神シケイと同期の契約僧。ですが今は元俗したと聞いておりました」莉花
「じゃそういう事にしておけ」
「星村さんがこの近くにいる筈です。それに兄貴の屍って」
「あいつは屍になんかならない」貞比呂断言
「本当ですか?」
銃を構えるアキラ
「お前もう帰れ!光言宗の事も星村マキナの事も皆忘れて普通に生きろ!今ならまだ出来る」
「無理です!忘れる事なんて出来ない」
「出来なくたってするんだよ!バカ野郎!!誰だって一つや二つ何かしら無理してんだ!無理して張り切って忘れろ!」
「無茶苦茶」溜息アキラに迫る影
振り下ろされるサキの槌
短刀を抜く貞比呂の腕に絡む莉花の糸
「オーリ君行って!君ならマキナちゃんを見つけられる」
「あんたはまだ契約僧なんでしょ!」サキ
頷くオーリ。杓杖を手に走る
「何か誤解してねえか?えっと?」
「荒神莉花です」
「荒神のおばはんとこの…そうかい。孫娘か」
対峙する貞比呂と莉花。アキラとサキ。
「本多達一部の監査官が紫央権大僧正の命で動いている。高峰僧正はそう危惧されておりました。権大僧正は屍姫を一掃し権力を握ろうとされている模様。そのために屍を殺すのではなく」
「人を殺す屍姫と契約僧を密に飼っている」引き継ぐようにサキ
「信じちゃもらえないだろうが俺は景世の屍とか言うのを殺しに来ただけだ!」
そこに…
「風船で~す」
手を伸ばすフレッシュ
「触るな!」貞比呂
フレッシュの首に絡む!咄嗟に貞比呂を放し切る莉花
浮かぶ無数の風船
「こいつは七星の呪いだ。人に取り憑きその幸福感を得て成長する。アキラ逃げるぞ!」
追おうとするサキを呼ぶ莉花
途端に風船の雨

森の中腰掛け溜息春日
足音と金属の擦れ合う音…杓杖持って駆けるオーリ
「オーリ君!」
「何処だ?星村さん!」
ハッとする春日

「おーい!マキナ。何処だい?出ておいで!美しい姿に変えてあげるから」
「景世じゃない…景世じゃない…」木の根もとに蹲り呟き続けるマキナ
「マキナ…出ておいで!…何~だ。こんな所にいたんだ」背後から現れる景世
「景世」
「愛してるよマキナ。愛してる」何かを振り上げ…
「景、世」動けないマキナ
杓を突き出すオーリ。驚くマキナ。倒れる景世
「っ手前…よくも…この僕の、美しい…」
「兄貴の振りして、気持ち悪い事言うな!」
再び杓を振りあげるオーリ。ぶつかる様に止めるマキナ
脇を抑え去る景世
追おうとするオーリだが抱きつくマキナに頬を染め
「星村さん」
「景世を…」
「何言ってるんだよ星村さん!兄貴はあんな事言わないし君を殺そうともしない!あいつは兄貴の顔してるだけの七星かも」
「分かってるわよ!そんな事」声を荒げ、退くマキナ「それでも私には出来ない…」
膝に置かれた手に零れる涙。見つめるオーリ

息も絶え絶え池につく景世
「僕は変われる。美しく変わり続ける」
倒れる景世から池に流れる液体?池から現れる七体の影
一人が倒れて動かない景世の落とした眼鏡をかけ嗤う
「行くぞ!お前達」景世?

杓を手に立つオーリ
「立って!星村さん」
「あなたまだ私の契約僧のつもり?」立たないマキナ
「ああ」
「そう。でもこの話を聞いてまだ私の契約僧でいられる?…景世が死ぬ時。そう。あなたに刺されて死にそうになっていた時、景世は言ったの」

「…だから…笑ってくれ」

「私は直感した。これは景世の未練。もしここで私が笑ったりしなければ景世にとってこれが妄執となる。そして景世は屍になるかもしれないと。でも、私は笑った。笑いかけた。私は景世を屍にして生かす事もしなかった。景世を本当に殺したのは私なのよ!」
「それで良いよ。だって、そうしてあげたかったんだろう?星村さんはそれだけ兄貴の事が好きだったんだ」
頬を赤らめ俯くマキナ
「分かるよ。僕も」優しくオーリ
「そう、かも。いえ、そうね。私、景世が好き。きっと今でも。だからあなたとの契約が認める事が出来なかった。私が景世を殺した。なのに景世を忘れて新しい契約者を得る事なんて自分を許せなかった」
「忘れる事なんてないよ」
「え?」オーリを見上げるマキナ
「言われたんだ。人は誰でも欲求のままには生きられない。自分の本当の望みを隠して生きるのが人なんだって」
「だったら私は人じゃないわね。当り前か!屍なんだから」
手を差し出すオーリ
「僕と契約しても兄貴との縁は残しておけばいい。誰にも言わない。君の心を僕が隠す」
手を取り立ちあがるマキナ。助け起こすオーリ。そのまま握手
「それは無理だな」貞比呂
「貞比呂さん」
「貞比呂?確か景世の同期の…」
「景世と縁切りをしなければそいつの中に澱んだ精気が残る。景世の未練は呪いとなる。それがお前を苦しめる」
「呪いを抱いた屍姫と契約するなんて…無理」アキラ
「呪いじゃない」
「何?」
「それは…兄貴と星村さんの絆だ!呪いだなんて呼ばせない!」
「だったらどうするって言うの?」
「呪いじゃない!力だ!!俺と兄貴と星村さん。三人の力があれば七星にも勝てる!俺はそう思う」
そこに…
「こら~!何処だ~?マキナ、何処だ~?糞ガキ!」景世?
「酷い景世もあったもんね」
「あいつは…あの傷でまだ?」
「肉体を乗り換えたのよ」
「奴の名は七星重無。屍から屍に肉体を乗り換える事の出来る呪いを持っている。奴はそれで自分が美しい進化をしているつもりなんだ」
近づく景世
庇うように立つオーリ
「おい!お前じゃ無理だ!!」貞比呂
「僕がやります!僕は兄貴を一度刺しています」
「それは操られていたから」マキナ
「それも重無の力だ!」貞比呂
杓を構え
「それでも。思い出す度に吐きそうになる。兄貴の顔した屍でも同じさ。こんな思いをするのは僕だけでいい!星村さんや貞比呂さんが知る必要はない!こんな最低の気分は!!」
「そうかいそうかい。この顔がそんなに気に入ったかい…だったらもっと見せてやるよ」
景世の後ろに続く…
驚くオーリ達
景世の様々な顔が思い浮かぶ…
「如何だい?どの兄貴がお気に入りかな?」どの顔も景世?

次回「幸福という怪物」





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最終更新日  2009年02月03日 17時29分30秒
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